あらすじ

Lを殺す為に恋人を殺し、捜査本部に潜入する事に成功した月「キラ」は、突如現れた第二のキラと名乗る者と接触を測る。

第二のキラの正体「ミサ」で

ミサはどんな人間も顔を見れば名前がわかる能力を持っており、Lとミサを接触させ、Lを殺害させようとするが、Lはミサが第二のキラである事を突き止めてしまい、ミサを拘束してしまう。

月はミサを助ける為に、ミサの取り憑いている死神「レム」と協力しミサを救出する。

その代償として月とミサはデスノートに関する記憶を失ってしまうが、これは月の作戦であり、月はこのミサ救出でレム、Lを殺し、デスノートに関する記憶も取り戻す計画を建てていた。

計画は上手くいき、レムとLを殺すことに成功した月は残りの捜査本部のメンバーも皆殺しにしようとデスノートに名前を書き込むが

そんな月の前に、死んだと思っていたLと捜査本部のメンバーが現れる。

実はLは月の作戦を読んでおり、デスノートを偽物にすり替え、Lはわざとデスノートに自分の名前を書いて死を回避していたのだ。

L達にキラだと突き止められて絶対絶命のピンチに追い込まれてしまった月はリュークに助けを求めるが、リュークは月を身限り、デスノートに月の名前を書き込んでしまう。

月は「キラ」としての役目を果たせなかった後悔と、自分の正義は間違いではない事を主張し、死亡する。

数週間後、Lはデスノートによる死期が迫っており、捜査本部のメンバーである月の父親「総一郎」に別れを告げ死亡する。

1年後、デスノートは全て焼失し、月はキラに殺された事になり、ミサはデスノートに関する記憶を全て失い、世の中はキラが現れる前の世界に戻っていた。

そんな世界に再びリュークが高笑いを叫びながら現れたところで物語は終わる。


感想

この映画最大の見どころは、原作ファンからも大好評なラストシーンだろう。

月とLの決着は、まさかの引き分け。

しかし、個人的にもニアという、突然出てきたウザキャラに負けて無様な姿を晒すあの終わり方よりも、今作の終わり方の方が私も大好きだ。

原作版を超えたと思う。


ピークエンドの法則もあり、このラストのお陰で今でも語り継がれる実写化成功作品の一つになっていると思う。