映画「ベイブルース 25歳と364日」が、いよいよ来月、10月31日公開となる。
監督は長年親しくしている高山トモヒロくん(ケツカッチン)だ。
かつて彼はベイブルースという漫才コンビを河本栄得(かわもとえいとく)クンと組んでいた。
人気絶頂だった平成6年10月31日、河本クンの26歳の誕生日前夜、彼は劇症肝炎のため、天国へ旅立った。
原作は高山クンの同名の小説である。
まさにその頃、彼らとディレクターとしてこの上なく近く仕事を共にしていた。「ヤンタン」である。
ボクも当時のことを、「華ーメディアエンターテインメントの世界」に綴った。
大学の講義で彼らとの思い出を学生に話すこともある。
あまり熱く話すと今でも涙腺がヤバくなるので、サラリと話す。
ゼミの教え子2期生Nが、今よしもとクリエイティブ・エージェンシーの社員をしている。
ほんのつい数日前、
「センセイ!ワタシ、ベイブルースの映画、宣伝担当になりました!!」
と、連絡をくれた。
若き頃、思い切り力を尽くして作っていた番組、仲間。
そして、この上なく濃い出来事。
時は流れ、そんなことを職を代えて後、若き教え子たちに時に話し、
やがて教え子の一人が、当時の思い出の詰まった映画の宣伝担当になる。
なんとも言えない。
頼んだで、N!