今期のドラマでボクがイチ押しにしてきたドラマ、


「昼顔~平日午後3時の恋人たち」


押してきてよかった。


昨夜の放送で、紛れもなく7月スタートのドラマの中でもっともオモシロいことを確信した。



それにしても情けないのは、男たちである。


こういうドラマが登場すると、


セクシャルな面、仰々しい描写のみに注目する。


男を読者対象とした雑誌とかも、その手のアプローチばかりである。


そもそも、そこが間違っている。


世の女性たちはドラマの中身を純粋に楽しんでいる。


エンターテインメントとしての完成度が高いからこそ、これほど話題になるのだ。


特に昨日のラスト近く、「玄関口」でのシーンは圧巻だった。


上戸彩さんの表情の演技も素晴らしかった。


いつものように、絶賛するときは、視聴率が出る前に記している。(現在29日 朝8時30分)


視聴率以上にこのドラマが今後ますます評価されることは間違いない。


世の男性たちよ、今からでも奥様、彼女に内容を聞いた上で、視聴してはどうか?


強くお勧めする。


脇役陣も素晴らしい。


吉瀬美智子さんのご主人役を演じている木下ほうかさんが、いい味を出している。


実は吉本興業に所属していた。新喜劇の舞台にも立っていた。大阪出身の方である。


もうひとつボクが強く押している「花子とアン」にも実は木下さんは出演している。


番組中盤だったか、九州の新聞記者として、いい感じの「イヤらしさ」をそのときも出しておられた。


主人公の姑役、高畑淳子さんもいい。


あのようなユーモラスな演技は、この種のドラマに不可欠だ。


いつものことながら、素晴らしいドラマは、いい脚本、いい演出、そして、演者たちのハーモニーが光るものである。

「昼顔」、間違いない作品だ。


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