「紳助」の名前が番組の冠についている番組は打ち切りの可能性が大きい。



と、記していたメディアもあった。



基本的には、各局とも最終的な判断を横の局も観ながら、調整に苦労しているというところだろうか。



はっきり申し上げたいのだが、



島田紳助氏が出演したいたテレビ6番組すべてを、ボクは打ち切るべきだと思う。




そこの部分に逡巡があってはならない。




きっちりと一度線を引くということが何よりも大切なことだ。




テレビはエンターテインメントの部分とジャーナリスティックな部分の両方が重要な役割を担っている。



皆さんが十分ご承知のように、通常エンターテインメントの部分の比率が高い。




私は普段、エンターテインメントを研究・教育している立場から、その部分に注目している。




でも、いや、だからこそ、ここはファジーな決断をしてはならないのだ。



エンターテインメントの社会的意義の大きさを普段から唱えている身だからこそ、また各々が報道機関であるということも十分勘案して、「すべて打ち切り」の判断を可能な限り、速やかにすべきだろう。




局関係者の中には、



「楽しみにしている視聴者も多いので、打ち切りではなく、司会者を替えて番組継続の結論に・・」




とこれから発表しそうなところもあるように思う。(これは推測だ)




だが、その物言いは違う。



その思いも確かにあるだろうが、



何よりも、看板番組を失うことによるダメージを回避したい、その思いが局サイドにとって一番大きいことに、我々はすでに気づいている。



エクスキューズを大義名分であるかのように述べてはならない。




全番組打ち切り。




各局の早急な決断に期待したい。



元放送人として、ひとりの視聴者として、心から願っている。