毒舌を吐くヒトは世の中に多い。



そして、そういう方は、かなりの割合で人気を博している。



「良くぞ言ってくれた!」



という場合も多い。




そして毒舌を吐くヒトで人気を博しているヒトに共通しているのは、トークの緩急、緊張の緩和がウマい、ということだ。




な~~んちゃんて、の精神を忘れていない。





もちろん、件の法務大臣が、な~~んちゃって、って言ったところで、問責を免れたとは思えない。




それが責任ある職務に就く「公人」というものだ。





でも、ボクたちの普段の生活の場合、





な~~んちゃって、はとても大事だと思う。





な~~んちゃって、に塗してホンネの一部を喋る。





人々もその意図を汲み取り、場は笑いに包まれる。




これってすごく、思いっきり大切なことだと思うのだ。




でも、なんとなく、社会全体が、「揚げ足とり」、もっと言ってしまえば、「言葉狩り」の方向に進んではいないだろうか?





繰り返すが、法務大臣のことを指しているのではない。





ボクたちの社会のギスギス感のことを述べているのである。





ユーモア、笑いの重要性が説かれる一方で、





社会の中で、その種のものがどんどん希薄になっている・・、




そんな気がしてならない。