NHKの「プロフェッショナル」をもじって、全編ドキュメンタリータッチで放送した。


先だってのBPOの報告書を受けて、「めちゃイケ」からのメッセージ、というスタンスだ。


「めちゃイケ」は好きだ。


ナイナイ岡村クンも好きだ。


もちろん、あの番組の作り手も好きだ。


笑いを追求する職人軍団がもっともっと社会的に評価されていい。


あとは好みの問題だろう。


個人的には、昨夜のやや変化球気味なメッセージではなく、剛速球で攻めて欲しかった気がしないでもない。


まあ、それはやり方だから。


10年前、あるいは20年前テレビでフツウに可能だった演出が、今、相当さまざまな制約を受けて困難になっている。


それはテレビにとって好ましいことではないはずだ。


ひとりひとりに「ゆとり」がなくなっている。


そう思う。


だから、「ゆるキャラ」なんてのが流行る。



社会は失われつつあるものを希求する。


あ、蛇足だが、


同じ日、「トリビアの泉SP」も同じ、「プロフェッショナル」のパロディ手法をとっていた。


あれは、偶然だろうから仕方ないにしても、ちょっと残念だった。