フジテレビのバラエティを視聴者として支えてきたのは、ある意味、っていうか間違いなくボクたちの世代だ。


そういう意味では、昨夜の放送にはケッコウ期待していた。


期待していただけに、イマイチだった。


もちろん、7時から11時すぎまでガン観したわけではない。


銭ゲバも観なければいけなかったので。(いけないわけではないが・・ちなみに昨日はカナリ面白かった)


お酒も飲みながらだし。


でも、バラエティは本来、そういう観方をするもんだし。


なんなんだろ、何がイマイチだったんだろ。


さんまさんは、自分にとって特別な存在。


でも、昨日は司会するべきではなかった。


っていうか、若手芸人とのコラボが成立していなかった。


若手が皆、さんまさんの方を向いてしまっている。


視聴者を観ていない。


「遠慮」と顔に大きく書いてある面々ばかりだ。


そろそろ、さんまさんに、


「そのツッコミしつこいです」


とか、


「ちょっとその表現、もう古いですよ~」


とかのニュアンスをさんまさんとの掛け合いでやるべきなのだ。(テクニックは必要だが・・)


少なくとも若い頃のさんまさんは先輩芸人相手にそうしていた。


若手が「草食化」しているのか、ベテランが頑なにポジションにしがみついているのか、


両方だろうと思う。


繰り返すが、さんまさんはボクにとっても特別な存在だ。


好きという範疇を超えている。


だからこそ、


やや真顔になって、


「原西、顔が死んでるぞ~」


という突っ込みをオンエアーに乗せることは、あまりして欲しくない。


笑いのジャッジのリトマス試験紙は、もはやさんまさんではないと思う。


さんまさん司会で昨日のスペシャルをやるんだったら、若手をああいう形で呼ばないほうがよかったのだ。


そんな中頑張っていたのが、今田クンだった。


今田クンが司会。


さんまさんはいじられるポジション。


そうしていればもっと若手は生きたはずだ。


もうそんなステージだ。


まあ、番組の企画自体もイマイチだったが。


似たようなことが、関西にも起こっていると強く感じる。


若手、ガンバレ!!