自分に限らず、そういう人は多いんじゃないかと思う。勝てば官軍、なんて言うけれど、視聴率的にはこのドラマが文句なしトップだ。でもな、とついつい思ってしまう。おっさんだからか・・・。っていう卑下はいらんか、コノ場合。このドラマ、脚本はヒットメーカー、野島伸司さん。ボクと学年は同級生だ。だからこそ、わかる部分もあるし、わかりきれないところもある。きっと、自分はしていない苦労もしてきたんだろう。山田太一が好きだったとか(参考・ウィキ)。このあたりも同世代ならでは、だ。「ふぞろいの林檎たち」がバイブルになってる世代。でも、山田ドラマの引き付け方とは違う、よな。それはどうなだろ。本人的に。先日、インタビュー記事で、「書きたくないホンを書いてきたこともあった。視聴率欲しさに・・」なんてことを仰っていた。わかる。うん。ボクが彼のドラマを観たのは「101回目のプロポーズ」以来なので、なんかよくわかる。あざとさを前面に出す内容にはしんどいものがある。だからしばらく観てなかった。あ、「高校教師」は観たか。今回はそういう思いではなくホンを書いた、と行間から読み取れた。だから、見始めた。難しい、ホント、エンターテインメントは難しい。批判は簡単だけれど。悩みなく、どんどん作れる人はいいね(イヤミ)野島さんはそうじゃないんだろう、多分。そんな気がする。なんとなくだけど。いろいろぶつかりながら、今がある。あくまでもなんとなくの擁護だ。それにしても、三浦友和さん、圧倒的にウマい。映画賞を次々に受賞して自信にも繋がってるんだろうな。しかし、このドラマ、イライラしますな、とりあえず。でも最終回まで観てしまうだろう。ドラマ離れ著しいこのご時世に、その事実はスゴイことだ、うん。