日本経済が超一流と呼ばれ畏敬された時代が、懐かしい今日この頃。

特に派遣労働者の大量首切りが実行されてきているこの年末は、その評価を群と下げている。

しかし、一つだけ世界でも屈指の実力を誇るジャンルが存在しているのを皆さんご存知だろうか?

それは、押し付けて責任転嫁してなすり付ける実力である。

今回の大不況は、日本の領主国・アメリカの下流殺しビジネスに端を発する金融恐慌が世界に波及したと言われている。

確かに、その影響は大きかったのだろう。

しかし、根本の原因は違うところにある。

アメリカ徹底服従にして弱い者虐め&強いもの優遇の経済政策で、希望格差社会となり活力すら喪失した社会となってしまい、国全体に疑心暗鬼が充満した社会へと転落していった。

つまり、為政者の無策と、私利私欲のみの行動で日本経済は破綻したのである。

だからサブプライムローンは、単なる加速装置になったに過ぎない。

しかし、権力の監視が成り立ちで唯一の存在意義であるマスコミであるが、日本のマスコミだけは権力の御用機関なので、その押し付けの片棒を担ぎ国民を洗脳するのに最大限の尽力をしているのである。

それで、国民はすっかりサブプライムローンが最近の日本経済の大不況と信じ込まされている。

大袈裟ではなく生死を左右する欺瞞を完璧に国民に浸透させている。

つまり、日本の為政者の自分の罪を押し付ける事によるなすり付けにより、責任転嫁を完璧に実行しているのだ。

これは、自己保身のためには一番必須の実力である。

自己保身は、日本の為政者の一番関心のある術だ。

それを日本の為政者は世界一の実力まで築き上げた。

だからこそ、日本の為政者は一握りだけでそのパイを独占出来るのである。

このスキルは、愛国心を強制する日本の為政者の必須スキルだ。

世界でも、他の追随を許さない押し付けのスキル。

それが、現在の日本経済の唯一の売り。

自分達の放蕩のツケを、日本国民の責任へと転嫁して負担させてきた例も見事に日本国民に従わさせている。

この能力は、見事で浮世離れしている。

日本経済も捨てたものではない。

捨てられたのは弱者の国民だけ。

そして、日本経済の信頼も世界からは完全に捨てられている。

その押し付けの責任転嫁によるなすり付けの巧みさを利用して、経済を建て直す事が出来る。

愛国心喚起を推進する日本の為政者の得意技である狡猾さを繰り返せば、ハイエナのように他国の死肉を漁って建て直す事が出来るかもしれない。

それを日本の為政者は特効薬として大事にとってあるのだと思う。

そうとしか、考えられない行動をしているので当たらずとも遠からずであろう。

小泉純一郎君が提唱して何時までも続く激痛は、痛みを伴なう構造改革の一環なのであろう。

だから、再浮上を期待して楽しみに推移を見守ろう。

しかし、日々激痛が増して生き死にの脅威が現実味を増してくるので、野垂れ死にだけを気をつけて生き延びていきましょう。

合掌。