こんばんは
広島大学病院乳腺外科の角舎です
Facebookの友達からドキッとするサイトを紹介されました
ワセダクロニクルという会社ですが、探査報道を主な仕事にしているようです。
そこには以下のように書かれています
「患者とその家族、友人のみなさまへ
かかりつけ医がいつも処方している薬は、効果と安全性の面で自分にとって最良なのだろうか。著名な医師が薬や病気についてメディアで語る内容は信じられるのだろうかーー。
そんな疑問を持ったことはありませんか。
米国では、製薬会社から医師への2,000円ほどの飲食の提供で、その医師の処方が変わるという研究もあります。医師による薬の処方やメディアでの発信を監視するには、医師と製薬会社との利害関係を「透明化」することが重要です。
ジャーナリズムNGOのワセダクロニクルと特定非営利活動法人の医療ガバナンス研究所は、製薬会社から医師個人に支払われた金銭を誰もが調べられるデータベースを作成しました。土台になったのは、製薬会社が自らのホームページで公開しているデータです。全社のデータが出揃っている最新の2016年度版です。このデータベースを私たちは「マネーデータベース『製薬会社と医師』」と名付けました。
みなさんへの適切な薬の処方に役立つことを私たちは期待し、このデータベースを公開します。」
http://db.wasedachronicle.org/
上のサイトで医師の名前を打ち込むと、その医師が製薬会社からいくら金銭を受け取ったかが簡単にわかります。
製薬会社のサイトをもとに計算しているので、その数字は正確です
私も講演や司会などを頼まれることはありますので、あまり突出する金額だったら・・・
と思いながら検索しましたが、年間「38万円」
医師の平均が26万ですから、もの凄く多いという感じではなく、大きい病院に勤務する医師としては平均もしくはやや慎ましやかな感じ
これが200万、300万、はたまた500万を超すとなると、それは凄いな~という感じですね。
月平均40万ももらっているとは・・
なんかうらやましいような気がしますが、かといって、そんな法外な金額をもらうと、その製薬会社の薬をどうしても使ってしまうような・・・
まあ、簡単に言うと、「医師と製薬会社の癒着の構造」とも言えるかもしれませんね
興味があった方は、自分の主治医が製薬会社からいくら金銭を受け取ったか、検索してみて下さい