アレルギーと向き合う。~第2回:MI塾@盛岡レポート~ | カラダに優しくなりたいあなたに贈る81のライフスタイル

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☆アレルギーと向き合う。~第2回:MI塾@盛岡レポート~☆

こんばんは!
仙台でマクロビカフェ『みのりCafe*Harvest』を開業準備中の、晃満(こうみ)こと、高橋ゆかりですクローバー

先週から始めました、“マクロビオティックインストラクター養成講座(通称:MI塾)”のレポート第2弾です。

平成23年3月23日(土)に開催された、第2回MI塾の講座は、次の2つのテーマで進められていきました。

③アレルギー指導のABC
④陰陽を活用した健康法


(※番号は、講座全体の通し番号です)

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~③アレルギー指導のABC~

現代人は、非常にアレルギー疾患を持っている方が多いですよね。

かくいう私も、アトピー性皮膚炎、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、猫アレルギーなど、小さい頃から悩まされてきました。

さて、現代のアレルギー指導は、アレルゲンの除去食とステロイド投与というのが2大治療になっています。

しかし、ステロイドの投与は、腎が弱まります。(=生殖器・骨・脳の記憶障害などに繋がります。)

アレルギーの人の共通項は、胃弱が挙げられます。

胃弱なのに、よく食べる!これがアレルギーの人には多いそうです。

胃の働きは、たんぱく質の分解なのですが、ただでさえ消化の力が弱まっているのに、たくさんの食べ物が入ってきますので、たんぱく質の分解が不完全な、分子が大きい状態で腸に運ばれ、無理やり吸収されていくのです。

この、無理やり吸収されていくということが、本来吸収すべきものとは違うもの、すなわち異種タンパクというふうに、腸の免疫細胞は判断し、再びこれが体内に侵入した時に、排泄しようとします。

このことから、この異種タンパクとして認識されているものを体内に入れないようにしようというのが、除去食という治療法です。

しかし、これは根本解決にはなりません。

ここまでも、講座の中で教わったことですが、これらのアレルギーの背景を知った上で、どんな食事が胃弱の傾向を作り出すのか、たんぱく質の中でも、特にアレルゲンになりやすいものはどれか、白砂糖とアレルギーの関係などを学んでいきます。

アレルギー治療で大事な対策は、胃を強くして、たんぱく質をしっかり分解できる体にすることです。

また、アトピー改善の4カ条を教えて頂きました。効果が高い順にご紹介しますね。

1.白砂糖を止める。
2.添加物を止める。
3.動物性食品を少なくする。
4.精神的改善(自己肯定感を持つ)


こうした内容に加えて、日々の生活の中で、食べ方以外にも、気をつけたい生活習慣のアレコレを詳しく解説して頂きました。

私は、岡部先生の指摘がドンピシャ!で、「あ~、○○は控えます~汗」と、反省しきりでした。

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~④陰陽を活用した健康法~

マクロビオティックの三本柱の一つに、“陰陽調和”があります。

陰陽とは、自然界の全てのものは、「陰」と「陽」という二つの関係で成り立っているという、東洋の考え方(モノサシ)です。

これまでは、とかく○×的な、偏った陰陽論がほとんどでした。

マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生の時代は、結核という陰性病が増えていった時代で、この背景には砂糖が増え始めたことがあるそうです。

これにより、「陰性=悪」という風潮ができ、現代まで受け継がれてきています。

しかし、桜沢如一先生が言わんとしていたのは、陰陽をわけることが目的ではなく、陰陽を統合・調和させることが目的なんです。(これを二元性一元論といいます。)

すなわち、マクロビオティックでは、何を食べてもいい体を作ることが目的になっています。

エネルギーとは、分ければ分けるほど、ダウンしていきます。団体スポーツでも、個人の成績を重んじるあまり、我が我が!と個人プレーに走ると、チームの勝利とはかけ離れていきますよね。

それに対して、一致団結して力を合わせていくと、弱いチームでも、強いチームに勝つことができます。(今年の楽天は、選手・球団・地元の応援が、一致団結してましたね!)

エネルギーは、統合してまとめていくことで増大していくのです。

ですから、これまでのような、物事を陰陽に分けて、どっちが良い・悪い、と論じることはナンセンスなんです。

岡部先生は、『陰陽調和食』を勧めています。

やはり、私たち日本人には、日本人の体に適した食事があります。(これは歯の構成でもわかりますね)

陰陽どちらの体質にも合う、世界的にも評価の高い食事が、和食なんです。

この講座では、陰陽の原理を学び、身近な食物や、物事の何が陰性か・陽性かを判断する方法を詳しく教えて頂きました。

●陰性の特徴・・・冷やす・緩める・溶かす=拡散性(遠心性)
●陽性の特徴・・・温める・締める・固める=収縮性(求心性)


こうした特徴を踏まえて、様々なものの陰陽を例にとって、覚えていきました。

きっと、マクロビオティックで挫折した方の多くは、食べ物の陰陽を覚えること、陰陽を考えて献立を作ることに疲れた方が多いのだと思います。

しかし、食べ物にも陰陽があるように、調理の仕方にも陰陽があります。

また、食べ物の部位によっても陰陽は変わります。

そして、自分の体質が陰性か陽性かによっても、何が必要なのかが変わります。

ですから、陰陽の原理をしっておけば、応用が効くのです。

それを覚えると、考え方が楽になりますよ~^^

さて、このマクロビオティックインストラクター養成講座、通称MI塾が、来年2014年の2月から、仙台で開講されることが決定いたしました。

11回シリーズで、非常に多くの知識を学び、自分の、家族の、そしてクライアントさんの生活改善を図る技が身につきます。

詳しくは、コチラから。

全国でも、大変人気のこの講座、すでに、お申込み&お振り込みが済んでいる方が、何人かいらっしゃいます。

ご検討は、お早めに~^^

次回のMI塾レポートは、11月12日(火)の夜にアップします。

お楽しみにね音譜

 これからも、晃満(こうみ)のブログでは、カフェセミナーのご案内や、『みのりcafe*Harvest』開業準備のこと、マクロビオティックのことなどを、ご紹介していきます。

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