第14回バローこども将棋まつり
今回で14回目となるバローこども将棋まつりは、ゲストに杉本昌隆七段をお招きしたこともあり、午後の将棋大会は過去最高の44名の参加者を集めるなど、盛会となりました。

将棋大会の結果は以下のとおり(敬称略)
名人戦の部(22名参加)
優勝 勝崎 舜 (愛知 小4)
準優勝 藤原悠暉 (富山 小5)
3位 松本泰河 (長野 小6)
4位 野崎竜成 (岐阜 中1)
<成績優秀者(3勝賞)>
小畑諒晟(岐阜) 松下洸平(愛知) 伊藤優(岐阜) 宮ノ腰祐吉(岐阜)
名人戦の部は、各県の強豪同士がぶつかり合う中、先の文科杯で富山県代表として優勝した藤原兄弟のお兄さんの悠暉君と、愛知県の県代表の経験もある勝崎君の決勝になりました。
後手の勝崎君の三間飛車に対して、先手の藤原君は左美濃からうまく手を進めているようでしたが、勝崎君も離されずに戦いを玉頭戦へ。激しい戦いの中、勝崎君の一気の寄せが決まり見事初優勝。惜しくも敗れた藤原君も、その安定した実力を見せてくれました。
その傍らで、3位決定戦は春の決勝戦と同じカード。相入玉となり決勝戦が終わっても延々と… 審判の駒数判定で、松本君が借りを返して3位入賞となりました。

新人王戦の部(22名参加)
優勝 野崎 遼人 (石川 小2)
準優勝 鷹野 碧大 (岐阜 小3)
3位 二村 天心 (岐阜 小3)
<自由対局>
最多勝利賞 小林優悟(岐阜)
最多対局賞 中沢実侑(岐阜)
新人王戦の部は、石川県より来てくれた、野崎君兄弟の弟君の遼人君が奔放な指し回しで、2位・3位の子を連破して優勝! 今回は北陸勢の参加者数と成績が目立った大会でもありました。 地元の鷹野君は春に続いての準優勝、3度目の正直はあるでしょうか。 3位の二村君は久々の参加でしたが、この入賞を機にまた続けてほしいです。
今回は、予想以上の参加者で一部テーブルでは窮屈な思いをさせてしまったり、人数が多くなったためにいつも以上に、各クラス内の実力差による問題も目立った所もあり、その場では対応させていただきましたが、不快に思われた方も居られたと思います。深くお詫び申し上げます。
参加していただいた皆様、派遣棋士の杉本先生にはHP上からではありますが、深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 次回は来年3/31(日)を予定しております。区切りの15回目となり、支部内で参加料や大会のクラスや形式、等について変更を検討中であります。
ただ、どのような形になっても、『たくさんの子どもたちが、たくさん将棋を指して、たくさんのお友だちの輪を深められる』ような催しにしていく方針には変わりありませんので、またたくさんのご参加をよろしくお願いいたします。