伊豆のワイナリーへ | お出かけ備忘録

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12月半ばの修善寺温泉。
12月だというのに、まだまだ紅葉がちらほらと。


修善寺温泉へ来たのは初めて。
桂川を中心にコンパクトに見所がまとまっていて、1時間もあれば主要なところは回れちゃう広さ。

観光スポットとしては、
①桂川にかかる5つの橋を渡る。
②桂川の真ん中の独鈷の湯で足湯

③修禅寺




④竹林の小径
⑤日枝神社


以上、駆け足でサッと観光。

今回のメインイベントは、中伊豆ワイナリーへ行くこと。

今年はほとんどの時間をソムリエ試験の勉強に当てて、見事に手にいれたソムリエ資格。

ソムリエたるもの、ワインは畑から見なければ赤ワイン
・・・と言うのは建前で、友人が田崎真也さんの選んだ伊豆のシャルドネが素晴らしく美味しかった!と言うので、伊豆ならば近いし行ってみようニコニコと思い立ってのこと。
シャトーTS
TSとは、創業者の志太勤(しだつとむ)さんのイニシャル。
志太さん→シダ→・・・シダックス。
あのシダックスの創業者と同じ!
志太さんが私財を投じて創業したのがこちらのシャトーなんですね。

ワイナリーツアーで中を案内してもらいました。

セラー内には年代別にオーパスワンがズラーっと!圧巻❗️
奥にはフィロキセア被害に遭う前のフランス5大シャトーのヴィンテージが8本。

醸造用のステンレスタンクや
ボトリングの機械を見学して
畑を見渡せるところに出てきました。
収穫が終わったあとなので何もありませんが、しっかり垣根仕立ての様子が見てとれました。

標高300m、寒暖差があるところでブドウ栽培には向いているけれど、伊豆は雨が多くそのための対策をしなければならないそうで、それが気の遠くなるような作業。
全部のブドウの上にレインガードと呼ばれる雨避けの傘(?)を張り巡らせるというもの。

日本のワインってなんかイマイチなんだよね・・・なんて偉そうに言っちゃってた自分が恥ずかしい。
こうやって来てみないとわからないことがたくさんあるのに。

ツアーの最後はテイスティング。
ソムリエ試験勉強中、テキストでは覚えた日本のブドウ品種だけど、さすがに二次試験のテイスティングには出ないだろうと飲まずに今日まできてしまった。
ヤマ・ソーヴィニヨンと信濃リースリングが気になる‼️

こちらは有料試飲だけど、100円とか200円だから試さないわけにいかない!!
夢中でテイスティングして写真が撮れなかったという大失態ショボーン
でも、大丈夫。味はしっかり覚えてます照れ

現在、信濃リースリングは甘口しか生産していないそうで残念ながらテイスティングならず。

もちろん、友人がオススメしてくれた田崎真也さんセレクトのシャルドネもテイスティングしました。
しっかり樽の効いた重めのシャルドネ。
賞こそ逃しているとのことですが、有料テイスティングコーナーの高級な方(200円だけど!)に並んでいました。

このあとは、おまちかねのシャトーに併設のレストラン「ナパ・バレー」(なんとベタなネーミングてへぺろ)でディナーです。

普段は予約がない場合、ディナーはクローズしてるとのこと。
今回はホテル宿泊とレストランディナーのプランを選択したのでディナーはこちらでいただくことができました。

ブトウ畑を見渡せる素敵なレストラン・・・なはずだけど、さすがに夜は真っ暗。しかもワインを飲むのに車で山の上まで登らなければ来れないところ。
さすがにディナー営業は厳しいかも。

コースには、フリーのワインが赤と白1本ずつと、好きな伊豆ワインがグラス1杯ついてました。さすがワイナリー太っ腹。

伊豆ワインを選んでいるとき、会話の中でポロっと「信濃リースリングの辛口が飲みたかったな」と言ったら、ご好意でレストランにストックしてある残り3本のうち1本を出してくれましたラブ
さすがシャルドネとリースリングの交配品種だけあって、芳醇な香り。
余韻も長く、お料理ともよく合います。
メインの子羊のローストには伊豆のヤマ・ソーヴィニヨンをペアリング。
ワイルドな味わいが、お肉によく合います。

食事を終えて、暗闇に浮かび上がるシャトー。
ここからホテルまで、私たちのために送迎の車が来てくれました。
とても満足なワイナリー見学とディナーになりました。