タイピングを練習するために結構前から寿司打というサイトを利用させてもらっている。寿司が流れてきて、そこに表示されている文字を打ち込むことでスコアを重ねていくアプリだ。
かなり最初に教えられていた悪癖を直すために貢献してくれた寿司打だったけれど、僕は最近これを打つたびに思い出が溢れてくるような気がして、手がなんだか集中が乱されてくるような気がしてしまう。
最後にはパソコンを放り出したくなってしまう。
ああ。
なんでこんなに思うように打てないのだろうか。
なんでミスタイプをしてしまうのだろうか。という通常ではありえない速さの自己嫌悪が一気に頭の中を駆け抜けていく。
それはこうやってWord画面にブログ内容を打っている今も決して変わらない。
僕は実際のところ画面を打っていないときの方がミスタイプが少ないのだ。
これはどういう効果があってこうなっているのだろうか。
手に感覚が集中しているからだろうか。
良くマンガで目が潰されたから他の感覚が鋭敏になるような話を聞くが、
感覚のシャットアウトはそういうところに、他にリソースをさけるというような副次的な効果があるのだろうか。