ユニバーサルスタジオジャパン 12/9 | no title

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高をくくる




なんと3年ぶりにユニバーサルスタジオジャパンにいった。貧困な僕は同伴者として半額で入ることになった。
男女8人。と聞けばなんだか青春風味だが、そこまで理想的なものではなかった。キラキラしていないからだ。

○スパイダーマン
朝早かっただけにスムーズに入ることが……出来たらしいが、僕にはとてもそうは思えなかった。スパイダーマンは複数の敵キャラ相手に奮闘した。
3D眼鏡が随分とかっこよくなっていたが、3D感はあまり感じなかった。

スペースファンタジーザライド
初めて乗るもの。まず持ち物をロッカーにいれなければならないということで驚く。

太陽が迫り来る地球を……云々という設定。待機中の映像が何故だか退廃的で怖い。休日の減少、という妙にリアル感を出したニュースも心に刺さった。
中に入っていくとそこは宇宙であり、ひたすらナビゲーター的な二人が躍り狂っていた。

地球の危機ではないのか?

設定を聞き流していたので、彼らが躍り狂っていたのにも理由があるのかもしれない。

乗ってみるとちょっとした絶叫系で振り回された。ああ、3年ぶりに振り回される身体。お腹の感触。宇宙をテーマにした空間を漂うのは結構気持ちよかった。

○ジェラシックパーク
ずっと怖がっていて乗らなかったアトラクションだが、まぁ、この際だからと乗ってみた。

設定的には良い感じの施設を漂っていたはずなのに、危ないところに入っちゃった、ということだろうか。

登っていく……。
「来るぞーー!Tレックス!!」
恐竜好きの同回生が叫ぶ。

しかし……なにも来ないまま船は落ちていった。故障なのか? 恐竜好きは不満の声を漏らしまくる。

そして僕は全身を濡らした。
通いなれた同回生いわく、「初めて見る水柱の量だった」そうだ。

○ハリーポッター
これまでにない長蛇の列。相当な時間待ち続けた末に乗る。

ハリーポッターがとりあえず頑張って助けてくれる話。今まで何度か映画を見ていたが、まさかディメンターがあんなにでかいとは思わなかった。たぶんあれでは僕は戦えないだろう。

ハリーポッターの世界はとても頑張っていたように思える。

○ユニオン
日も暮れてきた。更に長蛇の列。ユニオンは女性に人気のようだ。寒くなってきた。

「ユニオン可愛い」
「可愛い可愛い」

「可愛い」……とは一体何なのか。女性の可愛いと、男性の可愛いは違うというが、なんというか可愛いの連呼に腹が立ってきた。

意外に設定をおっていくとピックアップされているのは悪役?主人?の家族であってユニオンはそこに直接関わっているわけではないらしかった。

アトラクションの内容事態は引き込まれて楽しいものだったが、130分の寒さに見合うかどうかは微妙である。

大学生といえば……。
こういう問いで返ってくるだろうひとつを体験できてよかった。高校三年生の受験を終えたころの僕は、こんな事態を想像していただろうか?
面白かったよ。