生きたくない | no title

no title

高をくくる

働きたくない、でもなく
死にたい、でもなく
生きたくない。

生きる希望のようなものが、
現状、僕の目の前で輝いていない。

みんなは生きていたいと思うのだろうか。
この現実を。

臭いし汚いし、人が異常なほど多くて、殆どは実際に性格の汚れている人間ばかりで、そんな現実。

歩くところもないような人だかりの交差点。交通渋滞。僕の目には見えてないが環境汚染とか、犯罪うんぬん。見てて飽き飽きする。

この世で最も汚いものであるお金。無意味に仕事を作って働いてお金を得て経済は回る。なぜ、経済を回すのか。

自分は生かされてきた。何百万というお金をかけて生かされてきた。死ねない。死ぬとそのお金はなかったことになる。無駄だったことになる。
無駄は嫌だ。
だから、死ぬことは出来ない。

しかし、無為とも思える僕の活動にどうしてお金をかけていいのか。お金を使う度に、申し訳なくなる。消えたくなる。

生きていい理由も分からないし、死んではいけない理由も実際のところは分かっていない。ただ両親の経済を注ぎ込んだ僕がパァになることは避けた方がいい。それだけは分かっていることだ。

でも、もうこの地球に未来はないと思う。人は増えすぎだ。よかれと思って増えているのかもしれないが。
倫理的に言ってはいけないのかもしれないが。人は増えすぎだ。何人かは消えるべきだ。

その時、きっと、自分もそうなのではないだろうか。

希望が持てない。
気付いた。
誰も自分のことを肯定してくれない。