一日中、特に何にせいをだすわけでもなく
漫然と過ごしていた。
特別用事があるとしたら、先輩から電話で引き継ぎ的なことをしてもらうことだった。なんといっても3代前の代表の方なので、電話をする時は緊張した。実際、話し方がたどたどしくて嫌になった。
引き継ぎが終了した後も
色々なお話を聞いた。
1時間で終了した引き継ぎ以降、2時間のお話を聞いた。
なるほど、とためになる話が多い。
そうだった。
最近の僕は先輩が居なくなって、話を聞くことがなくなっていた。
もっと熱心に話して、自分にベクトルを向けて話しているのを聞いていたかった。
誰かと話していたい。
でも話したくないし、話せない。
自分に話をするということの価値さえ見出だせなくなりつつある。
まだまだやらないといけないことが沢山ある。