大規模合説に行った日 3/4 | no title

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高をくくる



そんなわけで今日も就職活動だった。といっても、また合同説明会である。合同説明会は就職活動といっていいものか、自分の中では少し微妙になってきた。

昨夜高校時代の彼と長話をしたおかげで、帰るのが遅くなってしまったが、起きるのに問題はなかった。人間の体は良くできている。

僕は自分語りが好きなのかもしれないし、あるいは吐き出したいのかもしれない。

コスモスクエアという駅。名前は聞いたことがあるが、来るのは初めてだった。就職活動においてちょっとだけいいことがあるとすれば、普段いく機会のない場所にいけることである。僕は用事がないと行動しないので、まだ見たことのない場所を見れるのは少しだけ楽しい気がした。

前にとあるWebサイトでは就職活動のたびに美味しいものをたべるのが楽しいだのと書かれてあった。それで就職活動を楽しんでいるのだ……と。僕は食べられないのだ。僕は食べられないし、お金もない。腹立たしいと勝手に怒った。

今日は団体の同期と一緒にいくことになっている。正直仲間内で来ているやつらはどうかと思っていたのだが、合同説明会は構わない気もしてきた。そんなわけでもし後輩がいく機会があればついていきたいなどと勝手に思った。今は後輩よりも自分の身か。

振り返ると同期の男が居た、次いで来る同期の男2号。入場まで共に来つつ、分かれる。

映像広告会社AOIPROのセミナーを受け、目当てだったケイオプティコムの説明会を受けた。志望企業がひとつ増えた。

再び同期の彼らと会うとしばらく話をした。適当に切り上げられたが、就職活動の話をすることができるのは楽しかった。共有できる人間が周りに居なかったからだろうか……。

因みに会場では軽食としてランチパックなどが無料で配られていた。

大規模な合同説明会はそれだけに引く手あまたで移動も大変である。僕は辟易したが、そのあとも会議があった。結局終わるのは10時なのだ。そこから家に帰ると12時なのだ。

おなかがすいていた。しかし、僕の体は食べ物を受け付けなかった。苦しみが、わいてくる。