大局観(たいきょくかん)
大局観 → 物事の全体の動き・形勢についての見方・判断。
高柳です。大局観について少々。
自分がこれからとろうとしている行動が、どういう結果を招くか予想する力とも言えます。
大人は常に悩み、考え、理性に束縛されて行動を起こします。本能のまま行動すると、ほとんどが犯罪になってしまう(ww)ので、致し方ありませんっ。
例えば自分の言った一言が、思いの他相手を傷つけてしまうときがあります。
冗談のつもりだったのに、の「つもり」はあくまで自分のものさしで計測した結果導き出された虚像。
相手から見れば、ものさしの掛け違えや縮尺の違いから、とんでもないことを言われた、と解釈してしまうこともあるでしょう。
どこまでお互いにココロとココロが通じ合っているかにも因りますが、結局のところ大局観に優れているかどうかということになります。
理性が本能を抑制させることができるのであれば、大局観は誰でも簡単に養うことができますのでご安心下さいww
交通事故は起こしたくも遭いたくもないですが、経験のある方ならば衝突の瞬間にスローモーションやコマ送りで衝突までの数秒を見つめる自分がいるはずです。
これ、実は大局観の最たるものと言えるのではないでしょうか。
このスローやコマ送りは、自分が相手と衝突するという結果が先見として想像され、その想像通りに刹那の時間が経過して実現しているんですね~。
脳内アドレナリン、びんびん状態ですww
さて、誰か思いの他傷つけた一言は、まさに思わず出た一言のはず。
自分がココロを許していたのに、相手はそうでもなかった、という証拠かもしれません。
主観で行動すると、得てしてこういう結果になりがちですので、一歩引いたところで自分を冷静に見つめ直すことができるようになれば、自ずと大局観も養われていくことでしょう。ビバ!幽体離脱♪ ← え゛?w
理想的な大局観の鋭さは、これからとる行動によってどういうパターンの結果が得られるか複数が想像でき、更にその一番悪いと思われる結果をどう回避していくかを想像することによって行動の指標とできることだと思います。
いろいろな経験を積み、正しくそして優れた大局観を身につけてみましょうね。
ま、その陰には多くの失敗があることも忘れてはいけませんww