免疫細胞を鍛える食材とは?

よく風邪をひく人もいれば、毎年冬でも元気に過ごす人もいます。 この差はいったい何なのか

1つ目はリンパ球や白血球の数など、病原体を攻撃する細胞の数の差。 これは先天的な個人差もありますし、ストレスや老化なども影響します。



2つ目は後天的に獲得した抵抗力の差。 一度、免疫でやっつけた病原体には、その後感染しにくくなりますし、予防接種でも抵抗力をつけられます。 いわば免疫の経験値の差ですね。



3つ目は保有するMHC分子の種類による差。 体内の細胞が何らかの病原体に感染するとリンパ球がそれに対し攻撃をしかけるのですが、その際、感染細胞に攻撃用の目印を設置するのがMHC分子です。




免疫力を高めるには、活性酸素を取り除く効果の高い食材を積極的に摂ることです。 抗酸化物質とはビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、β-カロテン、ポリフェノールなどで、野菜や果物に多く含まれていますよ。 



日頃から免疫能力を下げないよう、規則正しい生活やバランスの良い食事に心掛けましょう。


カニがたっぷりのお味噌汁

カニの種類は日本だけでも1200種類以上と多く、その中でもズワイガニやタラバガニ、毛ガニなどが代表的です。



食卓に鮮やかな色を添えてくれるカニは、実は栄養面でも優秀で、高タンパク低脂肪でビタミンB類が豊富なうえ、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす成分も含まれています。 また、骨や歯を丈夫にし、近年では高血圧・動脈硬化の予防にも用いられるカルシウムなど、ミネラル分も含まれています。



これらの豊富な栄養をしっかり摂りたいなら、おすすめしたい調理法が「カニのお味噌汁」です。

カニ漁が行われている地方では、北海道の「鉄砲汁」や大分県の「がん汁」など、カニを使った汁物が郷土料理となっているところもあります。




北海道の「鉄砲汁」はカニがたっぷり入ったカニのお味噌汁のことで、根室市の花咲港の花咲ガニをはじめ、道内で水揚げされるカニで作られます。 カニの足を箸でつついて取り出す様子が、鉄砲の弾詰めをしているところに似ていることから、「鉄砲汁」と名付けられたのだそうです。




大分県の「がん汁」は、川に生息する約7~8cm程度の大きさのツガニを殻ごとすりつぶして、水を加えてザルで濾し、しょう油で味付けしたものです。 カニ汁がなまって「がん汁」になったと言われています。 今では作られることは少なくなりましたが、カニを丸ごと使うという豪快さは一度味わってみたいと思う郷土料理です。




冬の味覚といえば松葉ガニとも越前ガニとも呼ばれるズワイガニが有名ですが、季節ごとにカニは様々な種類が水揚げされているため、通年でいずれかのカニが旬を迎えているとも言えます。 カニを味わった後は、殻だけでも良い出汁が出るので、是非お味噌汁に活用してみて下さいね。



四つ葉のクローバーを見付けるコツとは?

四つ葉のクローバーは「幸せの象徴」とされたり、「見つけると何か幸せなことが起きる」と言われたりしています。



四といえば、日本では死を連想させるため、忌まわしく好ましくない数字とされています。 それなのに何故なのでしょうか
クローバーはマメ科の植物で日本では江戸時代に医療器具を輸入する際に梱包用の詰め物として渡来しました。 そのためにシロツメクサと呼ばれるようになったそうです。




クローバーはキリスト教における三位一体の象徴でありました。 アイルランドの聖人パトリックは「父と子そして聖霊が三にして一つであるのはクローバーが三つの葉を持ちながらも1本の柄でつながっている事と同じだ」と説いたそうです。



そして四つ葉のクローバーは、なかなか見付からない事と十字架の形に似ていることから「幸せの象徴」とされたそうです。




これらの四つ葉以上のクローバーを探すコツは、日陰に生えるクローバーの中を探せば良いそうです。 何故なら、日当たりが悪いと葉の数を増やして光合成の効率を上げるしかなく、日当たりの良い場所よりも四つ葉以上のクローバーの出現率が高まるからだそうです。


