旅人を守る神、塞神と道祖神の関係や違いをスピリチュアルな視点で解説

🔹 塞神(さいのかみ)ってどんな神様?

 

真央「まほろ、道端とか村の入り口に立ってる“道祖神”ってあるじゃない? それとは別に“塞神(さいのかみ)”っていう神様もいるって聞いたんだけど、どう違うの?」

 

まほろ「いい質問だな。道祖神と塞神はすごく似てるけど、実は成り立ちがちょっと違うんだ。」

真央「へぇ、どんな違いがあるの?」

まほろ「簡単に言うと、**塞神は“外からの災いを防ぐ神”で、道祖神は“道の神・旅人を守る神”**って考えられてるんだ。」


🔹 塞神と道祖神の違いは?

🔸 塞神(さいのかみ)とは?

「悪いものを塞ぐ神」

  • 疫病や邪気、悪霊の侵入を防ぐ役割を持つ
  • 村や町の境界、入り口などに祀られる
  • 神話では、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国の穢れを払ったときに生まれたとされる
  • 神名火山(かんなびやま)や山の神と関係が深い
  • 中国の「塞神信仰」が日本に入ってきた影響もある

🔸 道祖神(どうそじん)とは?

「道を守る神」

  • 旅人の安全や道行きを守る神
  • 交差点や分かれ道など、道の要所に祀られる
  • 交通安全や縁結びの神としても信仰される
  • 長野県などでは、夫婦神の姿で祀られることが多い
  • 民間信仰として広まり、石像として残ることが多い

真央「なるほど~。塞神は悪いものが入ってこないように守る神様で、道祖神は旅人を守る神様ってことね。」

まほろ「そうそう。でも、どちらも“境界”に関わる神様だから、混同されることも多いんだ。」


🔹 塞神とスピリチュアルな関係

真央「スピリチュアル的に見ると、塞神ってどんなエネルギーを持ってるの?」

まほろ「塞神は“結界”のエネルギーを持つ神様だな。」

🔸 塞神のスピリチュアルな力

  1. 結界を張る力 → 霊的な侵入を防ぐ
  2. 邪気払い・浄化のエネルギー → ネガティブなエネルギーを寄せつけない
  3. 土地を守る力 → 家や村の境界を守る

まほろ「だから、塞神が祀られている場所に行くと、安心感を感じる人も多いんだよ。」

真央「確かに! 旅行で道祖神がある場所を通ると、なんだか守られてる気がすることがあるかも。」


🔹 塞神・道祖神とつながる方法

🔸 塞神のエネルギーを取り入れるには?

  1. 道祖神や塞神が祀られている神社に参拝する → 代表的なのは長野の道祖神や、奈良の塞神信仰
  2. 自宅の入り口に“結界”を意識する → 玄関に盛り塩や清めの砂を置く
  3. 旅の前に祈る → 旅行前に「安全に行って帰れますように」と願う

真央「家の入り口に結界を意識すると、悪いものが入ってこなくなるのね!」

まほろ「そうそう。特に霊感が強い人は、結界を張ることで悪いエネルギーを防げるからおすすめだな。」


🔹 まとめ:塞神と道祖神の違いと役割

🔹 塞神は「結界」の神、道祖神は「道の守護神」
🔹 どちらも境界を守る存在で、悪いものを防ぐ役割がある
🔹 スピリチュアル的には「邪気払い」や「土地の浄化」に関係が深い
🔹 日常生活で結界を意識すると、より良い運気を引き寄せられる

まほろ「塞神も道祖神も、私たちの暮らしに欠かせない神様なんだな。」

真央「旅に行くときや、新しい場所に引っ越すとき、意識するといいかもね!」

あなたも、塞神や道祖神のエネルギーを感じながら、より良い運気を引き寄せてみませんか?