いや~、本当に難しいゲームブックでした。
私が社会思想社の《地獄の館》を買ってもらったのは、中学生の頃だったと思います。
難易度が高く、すぐに投げ出してしまったので、今でも本の状態は悪くありません(←自慢にならない)
そして一年ほど前に、古本屋でHJ社の《ハウス・オブ・ヘル》を見つけました。
あまりに違和感のあるイラストを見て、棚へ戻そうとしたのですが、
結局は持ったままでレジへ走っちゃったわけです。
(ちなみに、定価は税別700円、購入価格は480円でした)
読んでいるうちに、最初は微妙に感じていた文章やイラストも気にならなくなりました。
主人公の設定なども好みが分かれるでしょうが、十分に楽しめると思います。
(いつの間にか私もマキに愛着が湧いてしまいました)
原作が優れているから、こういうアレンジも受け入れることができるのでしょう。
古本屋などに定価未満で置かれていたら、絶対に買うべきです。
最後になりましたが、本編で使わなかった挿絵の一部を載せておきます。
貴婦人「お嬢ちゃん、マン・イン・グレイと力を合わせるのじゃ」
マキ「し、肖像画が喋った~!?」
白髪の男「この魔女め! 俺をどうしようというんだ?」
マキ「わ、私は魔法なんか使えないわ~!」
長身の男「お嬢さん、その美しい顔を見せてください」
マキ「やけに青白い肌をしているわね。貧血気味なの?」
マキ「どうしてクローゼットの中に骸骨が~!?」
長くなりましたが、これで《ハウス・オブ・ヘル》の攻略の記事は終わりです。
いつ始めるかわかりませんが、次の冒険に御期待ください。




