扉の中は狭くて暗い部屋だった。私は壁を手で探ってみる。
指先に何かが触れた。どうやら小さなボタンのようだ。私はボタンを押してみた。
ゴゴゴゴ…
すると、正面の壁板がスライドして、その中に通路が現れた。
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通路を進んでいくと、左右の壁に扉が一つずつあった。
他に道は無いようなので、私は右手の扉を開けようとした。
?「誰だ?」
中から声がした。何者かしら? 扉に鍵は掛かっていないので、入ることはできる。
だけど、もし相手が友好的でなかったら…
私は『失礼、部屋を間違えました』と言って、反対側の扉に近づく。
グルルルル…
こちらの扉にも鍵は掛かっていないけど、中から獣の吠えるような声が聞こえてくる。
私は扉を開けるのはやめて、通路を調べることにした。
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しかし、別の出口は見つからない。ここへ来るときに通った壁板も閉じられている。
一方通行のようで、こっちから開けることはできない。
…! 壁を探っていると、また小さなボタンが見つかった。
早く外へ出たい… 私は祈るような気持ちでボタンを押してみる。
★ステータス
技術点 11(戦うときは-3)/11
体力点 17/18
運点 7/9
恐怖点 5/10
★持ち物
ペーパーナイフ(戦闘の際の技術点を原技術点の値にして戦える)
肉切りナイフ(戦闘の際に技術点に3を加えることができる)
ロープ
ニンニク
★メモ
アバッドンにモルダナが
地下室の階段の下に秘密の部屋の入り口がある
秘密の部屋を開ける合言葉はシーコウが知っている
合言葉はドラマーの伯爵の名前と同じような綴り
館の主とは赤い部屋(食堂)で戦うこと
どこかの部屋の鏡の後ろに食堂の扉を開ける鍵がある