国際版 少年少女世界童話全集③ 《みにくいあひるの子》子供の頃、よく読みました。アンデルセンの作品です。高級感のある装丁です。目次です。この巻もボリュームがあります。卵から次々と出てくる子供たちを見て、アヒルの母親は喜びます。ところが、最後の一羽は…何とも醜い色をして、異様に体の大きな雛でした。汚ならしい色というだけで、雛鳥は笑われます。母親までが愛想を尽かしてしまいます。悲しそうに空を眺める雛鳥… それでも雛鳥は耐えました。そして月日は流れて…何だか体が大きくなったような… 翼を羽ばたかせてみると…《ナイチンゲール》も有名な作品ですね。歌いすぎは体に毒です…魔女を退治する兵隊… 魔女のほうが被害者に見えたり…あまりに固すぎるベッドの秘密は…?物々交換の結末は…?美しく輝く体を持つ子供たち…どこへ行くのでしょう?今の少年少女たちも読むべき作品だと思います。いつまでも名作は語り継がれるのです。