山田ジャパン「記者倶楽部」観劇。

雨の赤坂。



赤坂レッドシアターにて

山田ジャパン「記者倶楽部」

観劇してきました。



今作も痛快。

多くのシーンが演者さん達の会話で展開されて

気持ちのいいスピード感。

引き込まれました。



たくさんの笑いに揺れて

忍ばせた毒にニヤリとさせられ

そして

ホロリとさせられました。



このバランス感覚。

山田ジャパンの好きなところのひとつです。





適材適所感というか

キャラクターのハマり具合も毎回凄いですね。

個性的で魅力のある方ばかりです。




エネルギーの森さん演じる

HEY！ポールの主人公「平汰」が出てくるのも嬉しかったです。

バックグラウンドが蘇る。

声が聞こえる。


こういう繋がり感。

好きです。



ラストに向かうシーンの高揚感

なんとも言えない笑い泣き感。

気持ちよかったです。




次回はどんな作品になるのか

楽しみがあるって幸せなことだね。




そしてアフタートーク


以前主演をされていた、いしだ壱成さんがゲストでした。

丁度その舞台の稽古中にあの3.11があったということで

今回の題材である報道についてと

当時の様子などを山田能龍氏とトークしていましたが

聞きながら当時の事を思い出したりしていました

自分もピンク スパイダーのゲネプロ中でした。


それぞれの消えない記憶

ですね。



舞台を続行するかどうかの場面での能龍氏の言葉に

主宰としての覚悟を感じました。


それにしても彼はとても綺麗に言葉を話す。

そして作品に触れていて思う

彼は詩人だなと。


終演後の時間の限られたトークだったけど

もっと聞いていたかったな。



今夜はCUTT氏がトークゲストとのこと。

きっと興味深い内容になるだろうね。


大阪公演にもトークゲスト出演があるらしいので

関西方面の方は要チェック。





山田ジャパン
『記者倶楽部』

2014年4月2日(水)～8日(火)
赤坂ＲＥＤ/ＴＨＥＡＴＥＲ（東京）

2014年4月11日(金)～13日(日)
ＡＢＣホール（大阪）

【作・演出】山田能龍


山田ジャパン オフィシャルサイト
http://www.yamadajapan.com