実光『失礼します。』
2人で一緒に職員室に入っていく。もちろん、私の手は光啓に繋がれたまま。
光『大丈夫だって。担任女の先生だし。』
光啓はその先生のところまで連れて行ってくれた。
光『友香里ちゃーん』
実『ちょっと!光啓!先生でしょ?』
光『大丈夫だって』
とイタズラっぽく笑う彼
友『こら、日高!後藤先生か、友香里先生のどちらかで呼べって何回言ったら分かるの!ってあれ?隣のかわいい女の子は?』
光『転校生!ほら、実彩子』
実『はじめまして。今日からこの学校に通うことになりました宇野実彩子です!』
友『あぁ。貴方が日高の…』
光『あーあーあー』
光啓が後藤先生の続きを遮った。
実『?』
友『なんだ。まだなの?このヘタレ!』
何がまだなんだろう。
実『?』
光『実彩子は知らなくていいの。で、この女の先生が…』
友『後藤友香里です。よろしくね!それと不安にならなくて大丈夫。みんな優しい人たちばかりだから。そろそろ職員会議が始まるから教室に行ってていいわよ。』
光『はーい。じゃ、実彩子、行くぞ』
私たちは職員室を後にした。
おはようございます!今日も頑張りましょ(^^)