「警部輔・古畑任三郎」 第2話「動く死体」 犯人役は堺正章 | あぶ刑事好きの日記 

「警部輔・古畑任三郎」 第2話「動く死体」 犯人役は堺正章

この頃「トリノオリンピック」のせいで好きな番組が観れません。 しかもメダル無し。

私(わたくし)「トリノオリンピック」は興味ありません。

私(わたくし)は好きな番組を「トリノオリンピック」潰されてまでも我慢してるんですから、メダル取ってくださ~い!

ここで一句

「解説者 調子良いよと でまかせを」 失礼なこと言いました。

では、本題へ


久しぶりの「古畑任三郎」レビューへ。


ストーリー・歌舞伎開演前、楽屋で顔(メイク)をしていた六代目・中村右近(堺正章)の元に警備員・野崎(きたろう)が来ていた。 話しは、ひき逃げ事故のことであった。 口止め料を右近に返し警察に行こうとする野崎を必死で引きとめる右近。 2人はもみ合い野崎の頭はテーブルの角に当たり息を引き取る。 右近はその後、すっぽんと言う機械に乗り舞台へあがる。 歌舞伎は終わり、お茶を飲み一息つき楽屋を出る。 そして、窓を開け自分の愛車に乗りコンビニに迎い”お茶漬け”と”ご飯”を買い、徒歩で窓を開けたところから入り楽屋に戻りすぐさま、野崎の死体を運ぶ。 そして、すっぽんに乗り舞台にせり上がり天井から落ちたかのように死体の位置を調整し偽装を計る。 そして、右近はやかんを沸かしお茶漬けを食べていた。その頃、警察がやってきていた。 そのことをいざ知らず、お茶漬けを食べる右近。 お茶漬けを食べ終え、楽屋に出て休憩コーナーにやってきた瞬間、右近は誰かに声をかけられた。 それはもちろん古畑(田村正和)だった。 コーヒーを飲もうとしたが自動販売機が壊れていて困っていた。 右近は親切に自動販売機を叩いたり、電話番号を教えた。 しかし、その親切が右近の完全犯罪を狂わされることになるのを右近はまだ知らなかった・・・


この回は、古畑の罠が炸裂する回でもあり、本当の最初の回でもあったんです。

この回のヒントは、野崎は警備員であること、右近と古畑の会話、そして重要なのは上がっていたすっぽんと言うことです。

古畑さんはこの回、完全なる心理罠を仕掛けます。 推理の時まで。

この回は私(わたくし)のとっては2番目に好きな回です。(今のところ)

堺さん演じる、中村右近はドラマの終盤から、推理の中盤までちょっと怒り心頭気味。

この回で面白い言葉は、

古畑「世の中には信じてはいけないものが3つあります。」

中村「何ですか?」

古畑「年寄りの自慢話と通信販売の売り文句。 そして、犯行現場の壊れた時計。」

中村「スポーツ新聞の見出しってのは?」

古畑「それ入れたら4つになりますね。」

中村「入れといてください。」

古畑「わかりました。」


変な会話(笑)


古畑さんはこの回、甘いものを止められていたそうです。 間違って押してしまったココアを我慢して飲みつづける古畑さん。  頑固です。

それと面白いのは、古畑の推理の最初の時、しつこい古畑に中村が放った言葉。

中村「なんだったら、しばらく一緒に住んでみても良いんですよ。」


悪いんですが、傑作です。(笑)

興味のある方はDVDをお買いになられては?


次回は不定期更新のため、わかりません。