こんにちは。クラネヨガのMidoriです。
バガヴァッドギーターという重要なヨガの経典のお話を用いて、ヨガの教えを日常生活に紐解きながらご紹介しています。
人を不徳な行いに駆り立てる悪魔は、心の中にある【カーマ(欲望である)】
欲という言葉は、食欲、物欲など普段の生活の中に広がっているものですね。
欲望は、感覚器官を通して心に現れます。
テレビで美味しそうなカレーが出てくると、カレーを食べずにはいられないというように、目や耳などで感じたものに心は惹かれますし、強い欲望に心が引っ張られると自分が見えなくなってしまい、欲に振り回されるということが起こります。
バガヴァッドギーターでは、<欲望は燃える火のようにとどまることを知らず、人を一生の後悔に陥れるほどの威力もあり、人の敵は人の心の中にあると言われます。
怖い....
この欲をコントロールするために、”欲がやってきたら心が引きづられないように距離を置きましょう”と経典の中で提案されています。
①まずは欲に気がつくこと。
②一時的な欲望なのか本当に必要なのかを落ち着いて考えてみる
もし自分が目や耳の感覚によって踊らされていると思う時には、テレビやスマホから距離を置いたり、出かける場所を変えてみてもいいかもしれません。
強力な力を”欲”が、良くないものと捉えられることもありますが、”欲”が動機づけになるときもあり、全部が全部いけないということはないと先生から教えていただいたことがあります。
自分にとって前向きになれる”欲”とうまく付き合いながら、それを燃料にもしていけるといいなと感じます。
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