おはようございます!

いま、大変なことがわかって、私と父はひっくり返りそうになっています!キラキラ

 

きのうパスタランチでお友達になった女性ですが、

インターネットで調べてみたら、東京都庁では知らない人がいないくらい、

とてもつなく優秀で有名で立派な女性キャリアウーマンだということが判明しました!

 

しかも、いまは都庁を定年退職されて、

日本赤十字社の要職もなさっておられる方なんです!音符

ビックリしすぎて、父と二人、言葉も出ません・・・。

 

そんなバリバリのキャリアウーマンだったにもかかわらず、

ちっとも偉ぶらず、やさしくて、穏やかで、ユーモアもたっぷりで、

しかも芸術方面も大変造詣が深くてピンクハート笑い泣き流れ星

とにかくあふれんばかりの教養人でした!

しかも主婦としてもしっかり活躍!

彼女の趣味はイタリア語で、合唱ではソプラノを30年以上なさっておられるとか!!ハート

天は二物を与えるといいますが、彼女はとにかくすごすぎです!

 

彼女はN響定期会員でもあったそうです。

彼女はヴォルフガング・サヴァリッシュさんの大ファンだったそうで、

そのころに、定期会員だったとか。

 

「パーヴォ・ヤルヴィさんってどんな方なの?彼は素敵な方なのかしら?」と

おっしゃるので、私が、パーヴォとの出会いのいきさつ

(もちろん、私がパーヴォに夢中だという話は割愛させていただきました^^)を

簡単に話したら、大変彼女は感激されました!

 

「まあ、素敵!あなたに音楽療法を施されたのね、パーヴォさんは照れハートキラキラ

彼は本当にすばらしい方なのね!

でも、そんなすばらしい方に、あなたの評論を認めてくださるなんて、

あなたの評論も拝読したいわ。きっとすばらしい文章なのね!(^_-)-

パーヴォさんに出会えてあなたの運命がかわった、とあなたはおっしゃるけど、

あなたがそれだけ天分をおもちなのよ」

 

と言ってくださって!!!

なんて彼女はすばらしい、やさしい人なんでしょう!ベル

 

私はうれしくて、彼女にパーヴォの魅力をとうとうと語ってしまって、

エストニアにいった話も、ベルリン、台北、ルクセンブルク、バートキッシンゲンまで

パーヴォを追いかけていった話までしてしまって・・・。

かりにAさんとしておきますが、Aさんは大変興味深くきいてくださって、
「素敵ね!エストニアはまだいったことがないのね。ぜひこんどいってみたいわ」と

言ってくださって、大感激!

 

しかもAさんは、

「チコちゃんってとっても品があって、育ちがとてもよくていらっしゃるのね。

どこにおすまいなの?お父様やお母様はどんな方なのかしら?」

と聞いてくださって!

 

私はかろうじて、「調布です・・・」と答えるのに必死()

この話をしたら、うちの父はすっかり恐縮してしまい・・・()

 

父は「お前、まさかAさんに、

『父は調布の都営住宅に住んでいます。タクシーの運転手をしていました』

なんていってないだろうな?」というので、

私は「言わなかったけど・・・そのうちあっという間にばれてしまいそう()

と私が申しましたら、

父が「チコ、『実るほど頭が下がる稲穂かな』だぞ。

そのAさんの謙虚さと、かしこさとを、お前はよく勉強させていただくのだぞ」

と、申しまして・・大変ありがたく感じているようです。

 

わたし・・・なんだか自分の性格があまりに無邪気すぎて、

空恐ろしくなります。

日本赤十字社のそんなに偉いAさんの前で、私、なーんにも知らずに、

「私、中学1年生のころ、いまの天皇陛下と美智子皇后さまの前で

ハレルヤコーラスを歌ったのです(^_-)-プチ自慢です」なんて

嬉々として語ってしまって・・・はずかしいわアセアセアセアセ

 

どうしましょう?!日本赤十字社の集まりで

Aさんがわたしのことをお話になったら!

 

Aさんは食事のあと、すっかりご機嫌になりました。

なんとそこのお店のスタッフの方が

ランチがおわったあと、わざわざAさんと私に挨拶に見えて、

「お味はご満足いただけましたか?

相席をお願いして申し訳ありませんでした」

といらしたのです!

 

しかし、Aさんは大変感激したように

「いえいえ、とってもうれしかったわ!

こんなすばらしい方と一緒にランチができて、

私は光栄だし、きょうこれからお友達に会うのだけど、

みんなにチコちゃんのことが自慢できるわ!」

と言ってくださって、私は天にものぼる心地がしました!!

 

お店の方は、

「ならんでお二人で座ってらっしゃるときから、

なんだかとっても仲良しになれそうな気がしたので、

実は相席をお願いしたのですよ♪

あなた方が仲良くなられて、私どももうれしいです!」とおっしゃって!

私は私で無邪気に

「この街で最初のお友達がAさんだなんて、光栄です!」と

言ったら、Aさんが「ぜひまた近いうちにお会いしましょうね、チコちゃん♪」

と言ってくださり、大感激!

 

パーヴォ!!みーんな、あなたのおかげです!

あなたのたゆまない愛情と、すばらしいクラシック音楽の力です!

 

やっぱり、日本って、やっぱりすごいし、素晴らしい国ですね!

だって、わたしがイギリスに高校時代留学したときには、

「え?将来君はマスコミに就職したいって?

イギリスではそれは無理だよ。

タクシーの運転手の子供はタクシーの運転手になるしかない国さ、イギリスは」

と、ずいぶん笑われたものでした。

 

が、日本は、タクシーの運転手の娘の私は、映画会社に入り、

退職後は国の機関で働くことができ、

しかも日本赤十字社の偉い方と食事ができる国なんですもの!

 

その父は、一連の顛末をきいて、大変うれしそうに、

「一生勉強が大切だな、チコ。

お前もこの街でしっかりみなさんにかわいがっていただいて、

頑張るんだぞ」と励ましてくれました。

 

父の苦労に報いるためにも、がんばりたいですし、

Aさんの優しさ、温かさと

私にビッグチャンスをくださったパーヴォ、

すべての出会いに感謝したいです!