みなさまこんにちは^ ^
たかつきホーム🍀ホームアドバイザーの田原です。
今年初めてのブログになります。明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年もまだコロナの呪縛から解き放たれぬままの年末年始でしたが、家づくりに影響のありそうなニュースも幾つかありました。
日銀の実質利上げは、先んじた各国の状況を見れば住宅ローンなどの金利上昇は避けられないであろうサインともいえますし、
昨年の各種物資の度重なる大幅値上げや各種製品の供給不足など、これまでのように簡単に新しい家がすぐ手に入る状況が続くという楽観的な予想を立てるのはいよいよ難しくなってきました。
そんな中、
今年から始まる、環境省・国土交通省、経済産業省の3省合同のリフォームに対する過去最大規模の補助金が発表されたことで、いよいよ日本も住宅の新築から既存住宅の維持保全と超寿命化に舵を切ったといえるかと思います。
気になる補助金の内容ですが、断熱効果の高い窓リフォームを中心としてその合計はなんと245万!!(※対象の方の状況により変化します。詳しくはお問い合わせくださいませ。)
今回の補助金は、去年の国交省の補助金の引き継ぎのものを除き、リフォームのみが対象のものが多くなりました。
これは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、みなさまの住まいで使用されるエネルギーの総量を低減しなければならないためで、
新しい住宅だけではなく、今存在するすべての家を対象とした底上げ策であり、やっと住まい手にとって平等な制度が整備されてきたなと安堵します。
まあ、こういう状況になることは数年前の段階で十分に想定できた、というか、いつそうなってもおかしくなかった訳で、私なりにも少しでもお伝えできるように、数年に渡ってブログで色んな情報をご紹介してきました。
今回の大規模補助金を最大限生かしてリフォームするためには、家を所有されているみなさまご自身がその役割についての本質的な知識を持っておく事が大切だと考えます。
以前からお伝えしてきた
行政機関や専門家が勝手に作る
『性能の壁』
によって、みなさまのステキで大好きなお家に自己肯定感が持てなくなってゆけば、まちじゅうに使われない空き家が増えていくばかりです。
それに、自分たちらしい豊かな暮らし方を、他人がつくる基準やトレンドに囚われる必要もありません。
考える力を失うくらい便利にする必要もありません。
しかし、性能向上を取り入れて住まいを段階的に住みやすくしていくには、専門的な知識はいりませんが基礎知識は必要です。
ということで、“自分らしい性能向上リフォーム元年“の今年、
補助金を活用してみなさまのお宅が自分らしくステキで快適な家になりますように、
大切にしたい住まいの基礎的知識を、
数週に渡って厳選してお届けしたいと思います。
とはいえ、昨年先んじて導入された『こどもみらい住宅支援事業』は、今年3月末の期限から大幅に早まって締め切られました。
新築住宅も対象に含まれたためであることも一因ではあるものの、争奪戦になる可能性も想定されますので、リフォームご検討の方はお早めに行動なされますことをお勧め致します。
それでは、また来週お目にかかります。
みなさまの暮らしが、いつも豊かでステキなものでありますように🍀