皆さん、こんにちはヾ(@^▽^@)ノ
今日は仏教にまつわるお話をしたいと思います
お寺さまが身につけている服の名前を何と言うかご存知ですか
そうです、袈裟(けさ)と言います
袈裟とは昔のインドの言葉「カーサーヤ」を音訳したもので、「赤褐色(せっかっしょく)」の意味です
音訳とは意味を翻訳するのではなく、現地の読み方をそのまま漢字に当てはめるものです(σ・∀・)σ
たとえば、昔「アメリカ」を「亜米利加」と書いたようなものです
お釈迦さまの当時、袈裟は人がすてた布を拾ってつくられたといわれています
色も原色(赤・青・黄など)を避け、布を何枚もぬい合わせたものでした
人々が十分に使いふるした布を身に着けることで、どんなものでも大切に使わせていただく気持ちを、修行者たちは思い起こしたのかもしれませんね(ノ゚ο゚)ノ
袈裟の形には、ある話があります
それは、お釈迦さまがある日、弟子の一人と田んぼのあぜ道を歩いていたときのことです
田んぼの青々とした美しさを見てお釈迦さまは、「この田んぼのような形を、修行者の服装に取り入れられないか」と言い、弟子がそのとおりにしたのが現在の袈裟の形になったといわれているんですって~( °д°)
田んぼに種をまけばやがて実のなるように、修行に努めればやがてさとりを得られるようになるのだとの、お釈迦さまの教えが袈裟にはあらわされているのでしょうね
今日の更新は中川でした~