NHK全国学校音楽コンクール 愛知県大会に審査員として行ってきました。
Nコンは、まさに合唱の甲子園ですね
自分は、小学校の部 中学校の部 高校生の部を審査。
愛知県すごくレベル高い気がします。
いや~泣きました。子供達の歌声は素晴らしかった。
ゆうきの全体合唱で泣き、 中学校の混戦にも泣き、
高校生の合唱にかける熱い青春を感じ、泣き、
審査員講評もさせて頂きましたが、途中泣きそうにもなりました。
いや~なにか、忘れかけていた大事なことを子供達から教えて頂いた気がします。
ほんとうにみんな感動をありがとう~
ここで一つ、審査員をして、音楽的に感じたこと。
コンクール用に作った発声では無く、もっとホールで響かせることのできる自然な発声に心がけてほしいな~と感じました。
自由曲にすごく難しい曲に挑戦するのは良いとは思うのですが、
子供達はちゃんと歌詞の意味解って歌うことができていますか~?
課題曲に関して
ゆうきに関しては、シンプルな曲なほど、完璧に歌うのは大変難しいことです!(こういう曲ほど差が出ます)言葉の流れを大切に。
桜の季節に関して。 この課題曲をなかなか、ちゃんと歌えている正直、団体はありませんでした。
途中の各声部のバランス、リズム感などが要求されます。伴奏との一体感も実は大事。
ソプラノのピッチがとにかく難しいですが、p.
mpでの高音での伸びが出て来て難しいですが、細心の注意を。
そして、「お別れだね」4回出てきますが、最後のまた会おうね は全く意味が変わってきます。
そこの変化が曲に現れたら素敵ですよね。
共演者に関して。 この曲は、エンターテイメント性も要求されます。ミュージカルや劇音楽的な
演出も必要になる気がします。そしてsolo のセンスもかなり大事。ここは soliにするなど工夫を。
でもsoliでの微妙なズレにはご注意を。
とちょっと真面目な話しましたが、Nコンに挑戦されている方、
よかったら参考にしてみてください。