覆輪目地の話まで

出ているとは感動的です。

そもそも目地って何 

という人が多いはずなのに。

 

 

 

こんにちは!

いつも美濃焼タイルとともに

タイルオンラインの高藤洋平ですグラサン

 

 

 

 

▼覆輪目地とはこんなの

 

タイルとタイルの間にある

セメントを埋めたもの

それを目地といいます。

 

 

なんでそれが必要なのか?

ひっつけて貼ればいいじゃないか?

 

 

ダメなのです。

 

 

湿気や乾燥でタイルや躯体も

伸縮して大きさが変わります。

地震もあります。

 

その時タイル同士がぶつかって

欠けが発生したり

最悪タイルが剥がれることがあります。

 

目地は緩衝材の役割と

水がタイルの裏に回らないための防護

という二つの役割を担ってます。

 

 

 

その目地を美しく仕上げる

というのが今では見ることが

ほぼない

覆輪目地なのです。

 

ちょっと半円のような

仕上がりになっているのが

美しいでしょ。

 

こういう目立たないところを

美しく仕上げるところに

日本的美意識を感じてしまいますね。

 

当然 

工期も余分にかかる

コストも高い

ということで今はほぼ見ません。

 

 

それを

東京駅では復元している

とのこと。

今度行ったらぜひ見てこよう。

 

 

 

昔からのレンガタイルと今のもの

 

こちらはってあるのは

小口サイズ

108x60ミリのものですね。

 

プレス成形している

とのことなので

レンガというより

タイルなんだな。

 

常滑の方の赤土使って

つくったのだろうな?

と思います。

 

 

みてると

イギリス貼り

 

 

という貼り方をしている

場所もあります。

 

二丁サイズ

227x60ミリと

小口サイズの

組み合わせの貼り方です。

 

 

 

 

赤レンガタイル無釉

 
というのは

本当に長く愛され続けたタイルです。

 

そのため

磁器タイルでも

二丁サイズ

小口サイズ

のものもあります。
 
磁器タイルのほうが
吸水性も低く
品質が安定していますが
 
本物のレンガタイルは
安定しない
ムラっけがある良さが
完璧ではない楽しさがあります。

 

 

 

 

▼これなんかは良く色ムラが

出ていて好みな感じです。

 

 

 

 
 
レンガタイルには
さらに
酸化焼成と
還元焼成
という焼き方がありまして・・・
 
還元焼成のほうが
色むらのある
面白い焼き方ができるんです。
 
 
東京駅の方は
酸化焼成ですね。
色が安定してます。
 
 
 
いろいろなレンガタイルが
その後派生してきましたが
やっぱり基本は
赤茶のレンガタイルでしょう。
 
古い欧風の建築物を
目指すなら
一度考慮に入れていただきたいな
と思います。
 
 

タイルの良さと楽しさを伝えます。

タイルオンライン 高藤洋平(よーへー)

 

 

高藤洋平

 

 

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