こんにちは!
タイル屋の社長として
11年目の高藤洋平です。
この漆職人さんの履歴書を
ちょっと参考にしつつ
棚卸をしてみようと思う。
こちらの堀田カーペットさんにも刺激を受けました
https://note.com/masayahotta/n/n4cdd735beeff
今回は業界の話がメインだ。
タイル業界はずっと厳しい環境にある。
コロナが始まってますますだ。
そもそも私が社長になった2009年の時、
バブルの売り上げピークの5億から
2億程度までに落ちていた。
そして
タイル業界の販売額は
2009年 527億 から
2019年 392億 になっている。
だいたい25%減だ。
2009年~のグラフ
折れ線は販売額
棒グラフは生産量
経済産業省
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/result/ichiran/08_seidou.html#menu10
統計表より
さらに直近の
今年6月のタイル
生産量は昨対 20%減
出荷量は 〃 9.3%減
なかなかの斜陽産業っぷりです。
↑タイルの原料を持つ私
当然タイルメーカーは増えていなくて
思い出すと10年の間だけでも
メーカーさんは廃業したりしている。
志野陶石 隅谷 アイティー
新日本陶業 オリオン
第一陶業 野呂タイル
などなど・・懐かしい。
10年前から考えても
だいたい1/3くらいに
メーカーさんは減ってしまった。
さてここで日本の人口推移も見てみよう
40年後 私が83歳くらいのとき
人口が9000万人をわり
高齢化率は40%程度。
愛息をぽんぽんする私
そのころこいつは40歳。
現状、タイル総流通量は
392億円あるので
大変ではあるけど
悲観はしていない。
コロナで全体的に
悪くはなるけど
戦い方の方法はあると思う。
https://www.rakuten.co.jp/tileonline/
↑
戦略の中核は
このネット販売になるだろうけど・・・
方向性を明確にしないと
これ以上の成長はないし
やられちゃうだろう と思ってます。
今までは
良質な美濃焼タイルをお届けする
海外産の良いタイルもお届けする
焼き物文化の発展のために
ご縁のある方に感謝を
でやってきましたが
このままだとこれ以上の
発展がない。
どこまでやりたいか
何がやりたいか・・
例えば
タイルとそれについての
商材を扱っているわけですが
もっとお客様に寄り添えば
もっと商材を増やせることでしょう。
お庭の石やセメント 土
テラスそのものも扱っていいでしょうし
家の中のクロス 壁紙
タイルカーペット
も扱っていいでしょう。
・・・
タイル屋であることは
ぶれないで行きますが
どこまでやりたいか
ちょっと迷いが。
ペルソナが明確じゃない
からか・・
扱う商材を増やせば
売り上げは増えるでしょうが
それは本当にどうなんだろうか
とか考えております。
結局
これの豊かな未来のために
タイル業界は
栄商会は
どうありたいか
社員さんたちと
メーカーさんたちと
どうしていきたいか
ちょと悩み中。