ある地域で小規模個人事業主として活動してはや4年。

独立してから3年以上はずっと財布の中に札束がないことが多かった。

 

ただ最近になって事業の収入が少ないながら安定して入ってくるようになり、財布の中にお金が残りやすくなった。

財布の中にお金があるだけの安心感はどん底の貧乏にならないとわからない。

 

自分で事業を起こして食っていこうと思ったのは6年前。まだ個人店のオーナーの下で働いていた。

その時の収入が手取りで13万前後、ちなみに歩合入れての収入だ。

なので基本給が12万になる。

その時の僕は20代後半であり、収入の低さに危機感を覚えた。

そして今振り返ってみれば、なぜ?転職しなかったのか?考えてしまう。

 

収入が少なく危機感が出ている状態というのは危険だ。

タイミングいい時にネットワークビジネスのお誘いや仮想通貨、情報商材などと出会ってしまう。

そして借金をした。

 

最初の借金は情報商材でトラブルが起きたときに借金をした。

その時は5万だけ借りた。

借りる時に自分が地獄に落ちている感じがした。

 

借りた後はこれからは絶対借りたりしないと心に誓ったものの、そしてなぜか誓ったことを忘れ

ネットワークビジネスで借金をしてしまう。

一度借りてしまったら、借りることに慣れてしまい簡単に借りてしまう。

 

そこからネットワークビジネスを抜け、仮想通貨に借金をして合計で50万以上。

月の支払いが高額で確か3万から4万くらいで当時の収入では生活費だけで手いっぱいであり

借金を払うのが難しい。

 

その後に個人店の事業が業種変更により基本給が14万に上がるようになる。

それでも借金を返すのに大変で仕事も休憩なしが多くさらにサービス残業も多く

そのストレスを金で発散して散財する。

負のループが続いた。

 

仕事もお金事情もそしてその時に失恋もしてしてプライベートもズタボロになった。

そして決意する。

やめようと。仕事を

職を変えて借金を地道に返しながら、ゆくゆくは独立して自分で商売しようと。