自分の住んでいる国の国民を悪く言うことなど本当はしたくない。
が、この結果を見てしまうとこう言いたくもなる罠www
「頭悪いんじゃないの?」
鳩山内閣支持60.6%=歴代3位、不支持は15.6%-時事世論調査
時事通信社が9~12日に実施した鳩山内閣発足後初となる10月の世論調査によると、内閣支持率は60.6%、不支持率は15.6%だった。内閣発足直後としては、調査を開始した1960年7月の池田内閣以降、小泉内閣(01年5月調査)72.8%、細川内閣(93年8月調査)62.9%に次ぐ3番目の高水準。政権交代が実現し、脱官僚依存などを掲げた民主党マニフェスト(政権公約)への期待が反映されたとみられる。
支持する理由(複数回答)は「政策が良い」が22.6%で最も多く、以下「首相を信頼する」17.4%、「印象が良い」13.8%、「他に適当な人がいない」13.5%の順。「リーダーシップがある」と答えた人の割合は9.3%だった。不支持理由のトップは「期待が持てない」の6.8%で、「政策が駄目」6.2%、「首相の属する党を支持していない」4.0%と続いた。
男女別支持率は男性が64.0%、女性が57.2%。支持政党別に見ると、民主支持層の93.2%が支持。自民支持層の35.3%、公明支持層の23.4%、共産支持層の70.0%からも支持を受けた。無党派層の支持は51.2%だった。
「次の首相にふさわしい人物」は鳩山由紀夫首相が1位の18.4%で、2位は舛添要一前厚生労働相の13.6%、3位は岡田克也外相の11.3%。自民党の谷垣禎一総裁は3.5%にとどまり、同党の石破茂政調会長の4.8%を下回った。
政党支持率は、民主が前月比3.1ポイント増の29.4%で、民主としては過去最高。自民は同1.1ポイント増の17.7%で、他は公明3.5%、共産2.2%、社民1.1%、国民新0.1%。支持政党なしは43.9%だった。
調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施した。有効回収率は67.4%。
この結果を鵜呑みにする気は無いがね…どうせ偏るのは当たり前なんだからw
ただ…
>支持する理由(複数回答)は「政策が良い」が22.6%で最も多く、
「政策」のどこがいいの?俺には全然良さが分かりません><
更に…
>「首相を信頼する」17.4%
なるほど、こういうことをされていることは無視でつかそうでつか。
鳩山首相元公設秘書を聴取=経緯説明など求める-偽装献金問題・東京地検
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、東京地検特捜部が16日までに、会計事務を担当していた元公設第1秘書を任意で事情聴取していたことが、関係者の話で分かった。鳩山氏側から任意提出を受けた会計帳簿の記載内容や、偽装献金の経緯などについて、詳しい説明を求めたとみられる。
特捜部はこれまで、寄付者として名前が記載された人からの事情聴取を進める一方、会計帳簿など資料の分析を進め、虚偽献金額の確定作業を進めていた。
鳩山氏側は6月30日に記者会見し、元公設第1秘書が、個人献金が少ないのを隠すために独断で虚偽献金を行ったと説明。献金の原資は、同氏が元公設秘書に預けていた個人資産で、不正な献金はなかったとした。
鳩山氏側は元公設秘書を解任し、2005~08年分の収支報告書を訂正。4年間の虚偽記載による献金額は、約90人分、計193件で総額約2177万円に上るとした。
同会の報告書にはこのほか、個別に寄付者を記載する必要のない5万円以下の小口献金が、08年までの5年間に約1億8000万円計上されている。特捜部は、こうした小口献金に偽装献金がなかったかについても、元公設秘書から聴取したとみられる。
こんな真っ黒な奴を「信頼できる」とかマジで頭がイカれてるとしか思えんわ…
だって「憲政史上初の現役首相逮捕!」の可能性すらあるんだぜ?
まあ本人が逮捕されんでも普通は関係者が捕まった時点でアウトだとは思うが…
ところでちょっと(個人的にではあるが)秀逸なコラムを紹介。
これを書いた人はジャーナリストだが専門はサッカー。でも、余程そこいらのジャーナリスト(笑)とやらと比べるととってもマトモなんだけどね…
この人はあの大荒れに荒れたユーゴなども取材をした人なので(つまり表舞台だけでなく暗部を沢山見てきた人)今の日本の状況などは滑稽にしか写らないだろうな…
絶望する前に、まずできることを
2週間にわたるロシア取材から帰国以来、ほとんどの時間を執筆に費やす日々が続いている。オランダ取材に出発する来月2日まで、1週間も日本にいられないので、それこそ寸暇を惜しんでひたすら執筆。そんなわけで今月のコラムは短めの近況報告となることをお許しいただきたい。
昨夜はTVの選挙速報を横目で見つつ、淡々と執筆。ちょうど旧DDR(東ドイツ)の指導者(もちろん、フットボールの)への過去のインタビューを推敲していたところである。元DDR代表監督だったベルント・シュタンゲ(現在はベラルーシ代表の監督をしているらしい)は、1989年にベルリンの壁が崩壊した当時のことをこう回想していた。
「ロシア製の車に家族を乗せて、西へ向かった。妻も息子も、それまで一度もDDRを出たことがなかった。自然と涙が出てきたのを覚えている」
歴史の転換期に遭遇した人の言葉は、実にさまざまなことを考えさせられる。そんなことをつらつらと考えながらキーボードを叩いているうちに、わが国の政権交代がいよいよ実現することを選挙速報が伝えていた。
だが、どうにも感慨が湧いてこない。余所さまの国の歴史には敏感なくせに、自分の国の話になると、どうもリアリティが感じられなくなれるのは、どうしたことだろう。
思うに、この国における「歴史の転換期」は、メディアの世界の中で完結してしまっているのではないか。1989年の東欧革命のように、何十万という民衆が広場に集まって、拳を振り、シュプレヒコールを挙げながら政権交代を叫んでいたのではない。騒いでいたのは民衆ではなく、新聞やTVなどの旧来メディアである。盛んに政権交代をあおり、勝者(民主)と敗者(自民)のコントラストを必要以上に強調し、結果として彼らは、自らの影響力の健在ぶりを知らしめることに成功した。このところ「新聞が売れない」「若者がTVを見ない」「広告費が減った」などなど、自らの存在を脅かす状況の変化に怯えていた旧来メディアであったが、今回の選挙結果にはさぞかし溜飲を下げていることだろう。そういえば今日の電車内でも、いつもより新聞を読む乗客の比率が高かったように思う。
いずれにせよ、どんな形であれ、わが国が変革に向けて新たな一歩を踏み出したことに変わりはない。確かに、これまでの閉塞状態からは脱却できそうな予感はあるものの、さりとて新政権がバラ色の未来を実現してくれるとも思えない。であるならば、これまで以上に私たちは、自分の足で立ち、自分の頭で考え、そして自分の要求を声に出していく必要があるだろう。祖国を喪失したDDRの人々のインタビューを読み返してみると、彼らが祖国の現状にどれだけ絶望を強いられながらも、それでも常に自分がベストと思うことを信じて、それぞれのフィールドで日々努力していたことを思い知らされる。国際的な競争力が低下傾向にある日本だが、それでも周辺国に支配されたり、吸収されたりするほど弱体化しているわけではない。だからこそ、絶望する前に、まずできることを――。言うまでもなく、自戒の念を込めて。