昨日の敵は今日の友・・・(;_;) | todo08の雑記帳

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…多分かなりリニューアルするはずw

やっと一昨日(になってしもうたw友愛shock!のお陰でwww)のアンカーの紹介です。




前半のまとめは昨日のコメントに書いておきましたが、もう一度記しておきます。

森(元)と麻生さんが昨日(火曜日)夜に会談
①党人事はやらせない(「細田下ろすのならやってみろ!」と凄んだ)
②閣僚補充人事は任せる(実はこの階段の前に森(元)は東国原知事の秘書と密会した)
③早期解散は許さない(麻生さんは人事で盛り上げての解散をしたいそうだが・・・個人的には疑問?)

ここまで森(元)が厳しい要求をした裏にはコレがあるのではないか?

火曜日朝(4:45!)のNHKニュースで「事前に早期の解散を滲ませた上で、都議選直後に解散に踏み切ることで調整に入ることにしている(=サミットから帰国後すぐに解散!と予告)」というのがトップで流れた

リークしたのは麻生さん本人?森(元)(=町村派)はそう判断した(完全に裏は取れていないが・・・)

根回しも何にも無しに早期解散などされたら叶わん!と逆燐に触れてしまった

その裏で森(元)は中川(秀)と密会(「昨日の敵は今日の友」)

会談の中身
・麻生首相では選挙は出来ない
・「麻生降ろし」も「解散の動き」も都議選が終わるまではストップ

森(元)と中川(秀)の意見は一致した

後者は公明への配慮から?(先週の放送でも触れた)
つまり創価学会の票は失いたくない

選挙の為に自民党を立て直すことが重要と考えて敢えて過去のことを水に流して一致団結することで合意した

そうなると今後の動きは・・・
・サミット帰国後(都議選直後)に麻生首相が辞意表明(名誉ある撤退)→総裁選へ
・もし辞意表明しなければ麻生降ろし→総裁選へ

町村派の中はこれで合意(麻生派は20人ぐらいしかいない小派閥なので町村派の支持を失うとニッチもサッチもいかなくなる)

あくまで「麻生降ろし」の若手の動き(=山本拓?)はダミー

ただし、後者の場合(辞意表明しなければ)は麻生降ろしに動く

両院議員総会開催へ(自民党議員の3分の1の署名があれば開催)


・・・これだけでも((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル・・・です・・・
あれだけ総裁選の時に大喧嘩した森(元)と中川(秀)がこういう形でくっつくとは・・・!(x_x;)
所詮森(元)も政治屋ということなんでしょうねぇ。
もうほぼ麻生さんは四面楚歌状態です・・・。゚(T^T)゚。


気を取り直して後半に行きます。

後半では安倍さんが麻生さんに親身になって(おそらく唯一人)アドバイスをしていたが、結局そのアドバイスを生かすことが出来なかったという話になりますが、そこからの話は非常に重要な話を含んでおりますので長いですが青山さんの言ったことをそのまま書いておきます(またコチラの方が文字起こしをしてくださいました。感謝!


青山繁晴
「そうするとですよ、今その安倍さんについて、その、安倍さんだけが早期解散を言ってるってことになってるわけですけど、安倍さんは別に何の弁解もしてないけれども、しかし本当はむしろ麻生さんの決断が遅かったっていうのが、安倍さんのほんとは本音なわけですね。そして、このことに関して麻生さんの決断が遅いっていう話はですよ、その、今日の番組の冒頭で言った通り、その、嫌と言うほどメディアにあふれてるんですが、そうやっていつものように個人の問題だけにしていいんですかということをですね、僕はその、できれば皆さんと一緒に考えたいんですよ。というのは今、安倍さんの顔出したのも、実はその密会とかそういう話だけじゃなくてですね、麻生さんの最近の政治生活考えていただくとですよ、その、まずその、小泉政権の時に小泉さんに重用されたというのがありますけどね、そのあと、その安倍政権の時に外務大臣をやって、で、だから外交の麻生と今もその、外交については麻生さん胸張ってるわけですね。で、外務大臣やって、その、あの、かなり評価が高まって、そしてそのあと幹事長になってですよ。で、安倍さんの辞任というのでまた大きなその、うねりはあったけれども、福田政権でも幹事長を務めた。ずーっとそれを見てきてですね、麻生さんの目の前で起きたことっていうのは、たとえば安倍さんが旗印をはっきり掲げた、つまりこの、戦後の見直し、あるいはその、戦争責任の問題まで踏み込んで見直そうとした。旗印を掲げたら必ず足を引っ張られるっていうのは、実は麻生さんはいわば学習してしまったと思うんですね、僕は」

山本浩之
「なるほど、ええ」

青山繁晴
「そうすると麻生政権、まあ崖っぷちですが、さっきのあの人事、あの、さっき速報出ましたけど、あの人事でとても麻生政権はもう一度盛り返すとは思えない。逆にやっぱりそう思わざるをえない人事ですね。今のところ速報だけですけど。麻生政権は終わりかもしれない、今だからこそ改めて考えなきゃいけないのは、麻生政権にも実は成果があったわけです。これはあの、前の(6月17日の)『アンカー』でも申しましたけど、たとえば中国の産業スパイが今後は極めて活動しにくくなる法改正をやったり、それからインドとの連携を深めた事実もあるんですね。で、インドのマンモハン・シン首相が来た時に、鳩山由紀夫さんはインドは仏教国でって言って

山本浩之
「ああ、間違えました…」

青山繁晴
「世界はびっくりした。だから本当はその時にインドとの連携を強化した麻生さんというのは存在が目立つはずだったのに、メディアも確かに扱いが不公平だったかもしれない。その、ちゃんと成果はあるのにいつも批判だけかもしれない。でも同時にですね、麻生さんもそういう個別のことが、こういう旗の下にやってるってことがあったらですね、それはメディアも報じざるをえないし、国民も分かりやすかったのに、旗印をはっきりしないで、個別のことだからつながりがみんなよく分からなかったわけですよ」

一同
「うーん…」

青山繁晴
「そしてしかしこれを宿命と僕が言うのは、麻生さんだけの問題じゃなくて、たとえば民主党がこれから総選挙を経て政権を取った時もですよ、旗印をもしはっきりさせたら党内はあっという間に分裂するんじゃないかという状況があるじゃないですか(例:先週扱った外国人地方参政権の問題)。そうすると、これは麻生さん個人の問題じゃなくて、しかも安倍さんとかそういう問題でもなくて、自民・民主でもなくて、日本政治の根幹として、実はなあなあ政治であって、旗印をはっきりさせる、特に戦争責任とかそういう微妙な問題に踏み込んではっきりさせると、あっという間に潰れてしまうというこの政治風土に根っこがあって、それをあえて言うなら、今まではそれが日本政治の宿命だった。それを今回を機会に乗り越えませんかというのを、僕は今、皆さんと一緒に考えたいんです。あくまで僕の個人的な問題提起ですけど、できれば総選挙までに一緒に考えたいですよね」



まあ「メディアも確かに扱いが不公平だったかもしれない」は明らかに「メディアは明らかに扱いを不公平にした」なんですが・・・そういう突っ込みどころはあるにしても、「旗印を掲げたら必ず足を引っ張られる」は間違いないですね。一番いい例が安倍さんです。「戦後レジームの脱却」「美しい国」を掲げて憲法改正への道作りや教育基本法の改正など沢山いいことをしたのにそれに反対する連中にモロに引き摺り下ろされたっていう・・・
「微妙な問題に踏み込んではっきりさせると、あっという間に潰れてしまうというこの政治風土に根っこがあって、それをあえて言うなら、今まではそれが日本政治の宿命だった」もこれって結局はマスゴミの体質の問題が大きいでしょうね。少しでも正論を吐くだけで一気に叩かれるあの体質をどうにかしない限りいくら「正義の御旗」を掲げてもマスゴミは全力でそれを潰しにかかるだけでしょうから・・・それにしても正論を吐いたら反発があるのは当然としてもこれだけバッシングされる国って他にあるのでしょうか?そういう状態では中々政治家は生まれにくいんでしょうね。「政治屋」ばかりが出来てしまうのもそういったところに原因があるのではないかと・・・?