西野カナのシングル全部聴いてみた | novel2017のブログ
どうしてと訊かれても困る。理由はないから。理由がなくちゃ西野カナを全部聴いちゃいけないのかい?
西野カナは10年代を代表するアーティスト。10代、20代の女性から圧倒的な人気を誇る。が、それゆえにそういう若い生き生きした恋する女性たちへの嫉妬の当てつけとして彼女は度々利用されてきた。主に歌詞批判。そりゃあ私だって初めはそうした。もちろん今でも西野カナの歌詞に泣いたりしないし、高度な技術があるとも思っていない。しかし今は個人的なセンスを含む評価ではなく、俯瞰的に評価している。もちろん歌唱力に関しては言わずもがな。
あと、こういう彼女への批判と言うのは、二番煎じ、三番煎じとなってくるとずいぶんダサくなってしまう。この期に及んで西野カナの歌詞批判など2016年にしていたら「何を今さら」と笑われてしまうだろう。批判とは言ったもん勝ちなところがあるから。もう散々彼女の歌詞については語られ論じられてきたので今さらどや顔で同じような批判されてもそれはただイタいだけだ。
と、何の話をしているのかよくわからないのでとりあえず全シングルを聴いてみる。そして感想をつぶやく、ただそれだけ。すべては聴き終わってから。いくよ




デビューシングル
I 作詞:Kana Nishino / 作曲:Olivia Nervo・Miriam Nervo・Bobby Huff / 編曲:SiZK from ★STAR GUiTAR




西野カナはここから始まった。確か彼女、デビューまでそらもうもんんのすごい練習期間があって、デビューまでだいぶ時間かかったという過去があったと記憶。だからきっとこのデビューシングルには相当思い入れがあったはず。作曲陣も謎の外人を起用と力の入れっぷり。
英詩の多さも特徴的。結構バンドサウンド。YUIっぽい。めっちゃYUIっぽい。というかこの時期YUI低迷期?だったはずだからそれ狙ったのある?もしかして。ちょっと沢尻エリカっぽいサウンド。歌詞が全く入ってこない。いや、この路線やめて正解。絶対売れないっす。少なくとも今の地位はない。サビが変拍子。7/8で裏拍から入るので、かなり変態。というところからも、デビュー当時の西野カナは決してバカスイーツ女にこびた曲がやりたいんじゃなくて、ちょっと大人っぽい、技術の高い曲がやりたかったんだなと認識。まあ当時まだ高校生、背伸びしたいよね。私なんか洋楽聴いてる俺かっけえでしたから。聴いてるのsimple planとかsum41とかなのに。恥ずかしいったりゃありゃしない。それに比べたらカナやんの背伸びなんてかわいいもんよ。



2ndシングル
glowly days 作詞:Kana Nishino / 作曲:Marimo Wamoto / 編曲:SiZK




冒頭の「名前を~」の「を」のクセがすごい!声もまだ幼く高い。あの切ない感じはまだない。しかし色々と尖ってる。楽曲面でもおもしろいし、譜割やトーンなどもへんてこ。盛り上げたいのか盛り下げたいのかよくわからない。が、それもまたおもしろい。聴かせるアウトロっていうのも後々の作品にはあまり見られない。

3rdシングル
Style. 作詞:Kana Nishino / 作曲・編曲:Kazuhiko.M




洋楽っぽい。まだぶれてる。商業として世間に媚びきれてない笑
だからサビで裏つかうのダメだってカナやん!!!音楽知らないバカスイーツ女はこんな歌は歌えずグダグダになるよ!!エフェクトもかかってるし、惑星を"ほし"って読んでるし。歌詞も全然キュンキュンしないよ!




4thシングル
MAKE UP 作詞:Kana Nishino / 作曲・編曲:Kazuhiko.M




まだ英語を多用。ただ作詞の展開はかなり落ち着いてきたしいい感じに商業的になってきた。ただなんだこの不安定感のある楽曲は。。初期perfumeに似た感情を抱いている。また声にエフェクトかけてる。



5thシングル
遠くても feat.WISE 作詞: Kana Nishino, WISE / 作曲・編曲: Giorgio Cancemi




きた!一気に歌詞が安定した。あの西野カナだ。陳腐さ100パ―。のちに切っても切り離せない相棒となるGiorgio Cancemi氏の初楽曲提供作品。
ずっとLOVE
会いたい 会いたくて仕方ないよ
Love you so baby
いい感じに狂ってる笑
これでこそ西野カナ。



6thシングル
君に会いたくなるから 作詞:Kana Nishino, Kanako Kato / 作曲:Kana Nishino, Jeff Miyahara, Kenji "JINO" Hino / 編曲: Jeff Miyahara, Kenji "JINO" Hino




作曲家の多さから力入れてるのかなあと邪推。ジャケットはトレードマークのカンカン帽。サビでピンとくる。
手をつないだり 抱きしめあったり
そんな日がずっと続くと思ってた
どうして?今二人終われない電話に戸惑ってる
ここは秀逸だね。あとアウトロがしっかりあったのも個人的には好き。最後のセリフでフェードアウトかと思ってたから。



7thシングル
もっと… 作詞:Kana Nishino / 作曲・編曲:GIORGIO CANCEMI




ちょっと入りから陳腐感満載のピアノでつまづく。今にも青山テルマの「そばにいるね」が始まってしまいそうで怖い。スクラッチはいらんなあ。ダサい。でも歌うの難しそう。ファルセット多いし。西野カナの曲ってしっかり歌える人じゃないとグダグダになるかも。こんなに歌詞が親しみやすいのに。



8th両A面シングル
Dear… 作詞:Kana Nishino / 作曲:Shinquo Ogura、GIORGIO CANCEMI / 編曲:GIORGIO CANCEMI



ちょっとメロディーが枯渇気味。AメロBメロのパンチが弱すぎる。あえてかは知らんが。眠たくなる。これ聴いてるの1時よ?普通に眠たい。夜更かし良くない。



8th両A面シングル
MAYBE 作詞:Kana Nishino, GIORGIO13 / 作曲・編曲:GIORGIO CANCEMI



きた!GIORGIO CANCEMI。のちの「涙色」にもみられる激しいキック。この人の得意技なのね。疾走感がすごい。元カノのアルバムも手紙も捨てろというかなり怖いカナやん。いいねえそういうのウケいいよ!!ただ「もっと」の後でこの曲出す?いやええ根性してるわ。



9thシングル
Best Friend 作詞:Kana Nishino / 作曲・編曲:GIORGIO CANCEMI



友達への感謝の歌。ベースのシンコペーションがいい。R&B感が強く出てる。平井堅みたい。この曲ももちろん知っている。けどこんな遅かったっけ?というくらい意外としっとり系。というか声が綺麗。西野カナのよさがでてる。ストリングスも盛大でマライアキャリーみたいよ。
そんな君に私は何かしてあげられてるかな
何かあったらすぐに飛んでくから、絶対
という歌詞から彼女の親友観が出てる。ここは強く思う。親友って、いつも助けてくれる人じゃない、自分がどんな犠牲を払ったとしても助けたいと思える人。あ、西野カナと共鳴してしまった。



10thシングル
会いたくて 会いたくて 作詞:Kana Nishino, GIORGIO13 / 作曲・編曲:GIORGIO CANCEMI



きた問題作!!!しかしこの曲作詞が西野カナだけじゃないんだね。まさかの。代名詞的な歌なのに。「西野カナ 歌詞」という連想ゲームがあったとすればまずこの歌を思い浮かべるに違いないのに。不思議だ。しかも共作相手がいつも作曲を担当している人(?)という謎構図。途中でまさかボイスパーカッション入ってる?あとウッドベースみたいなんが意外といい。ただ凡曲かなあ。話題性ありきって感じ。



11thシングル
if 作詞:Kana Nishino・GIORGIO13 / 作曲・編曲:GIORGIO CANCEMI



なんとナルトの主題歌だったらしい。ナルトファンはこの曲はどう思っているのかな?シャラシャラうるさい。ゴスペルチックで壮大な楽曲に。てかラスサビからが高すぎる。一回落ち着いて下がったと思いきや大サビへとさらにキーがあがるっているカラオケ殺し。これしんどいぞ。西野カナだからこそ聴ける作品。



12thシングル
君って 作詞:Kana Nishino / 作曲: SAEKI youthK(rhythm zone)/ 編曲:Kotaro Egami



ザ・ポップソング。JPOPとはなにかとよく言われるけど、個人的には、まずサビのメロディがイントロで流れるっていうのが条件だと思ってる。この曲はまさにそう。聴いた瞬間「君って~」と口ずさみたくなる。あと、フリーター、家を買うの主題歌なのに、とんねるずの番組で使われたパロディ企画「○○(芸人)、○○(商品)を買う」を思い出してしまうのでちょっとニヤッとしてしまう。ただこの曲めっちゃええ。なんだろ、すげえ琴線に響く。
君って
泣いたりしないんだね
という想定外のフレーズ。そして全編通して西野カナがマウントポジションをとった珍しい楽曲にもなっている。どんな時も私が隣にいるからって、強気ねえ。


13thシングル
Distance 作詞:西野カナ / 作曲:Mats Lie Skare、FAST LANE / 編曲:Mats Lie Skare



洋楽ポップスに寄った楽曲。いつもと作曲者が違う。そのへんがでてるかな。結構好き。というか今のところベストソング。ただ西野カナの悪いところが出てるというか事務所やレーベルの問題なのかもしれないけど、歌詞に発展性が無さ過ぎて飽きる。1番と2番と大サビで全く何一つストーリーが動いていないのでとても退屈。初めから最後まで「追いかけてもあなたのことがわからない。」の連呼。まあ彼女の作品通して言えることだけれど、そこが所詮「若者ウケ」のいい歌詞にとどまってしまってるところ。


14thシングル
Esperanza 作詞:Kana Nishino / 作曲: DJ Mass、Hiroshi Yoshida、Toshihiro Takita / 編曲:VIVID Neon*、Toshihiro Takita



タイトルのとおり、スペインっぽい楽曲。南米行きそう。この曲も結構有名。こんなカラッとした楽曲なのに歌詞の内容はかなりヘビーというのも対照的でおもしろい。要は、彼女のいる男をみて「私の方が彼の彼女にふさわしい!!」と言い散らし、そして挙句の果てには泣きわめくというもうそれサイコ。


15thシングル
たとえ どんなに… 作詞:Kana Nishino、佐伯youthK / 作曲:佐伯youthK / 編曲:Yuichi Hayashida



低音迷子。すっかすっかなんですがなにこれ。




16thシングル
SAKURA, I love you? 作詞:Kana Nishino / 作曲:Jeff Miyahara



珍しく季語を用いた季節ソング。ただこの曲の冒頭で
今隣にいるのは君じゃない
という歌詞があるのだが、何だこいつ失恋してもまだ他の男おるんかい。というモテない人間の嫉妬が渦巻いてしまった。リア充過ぎんだろ贅沢言うなセックスしまくってるくせに!!あと、ちょっと西野カナのサビパターンにハマりすぎてつまんない。お決まりの流れでお決まりの構成って感じ。この曲好き?西野さん。あんまり好きじゃない。私は。

17thシングル
私たち 作詞:Kana Nishino / 作曲・編曲:Giorgio Cancemi



映画「ガール」の主題歌。全然知らない。知らない。
恋をしたらいつでもすぐに
彼氏ばっかりになっちゃう君
だけどどうせケンカする度に
ここに戻ってくるでしょ


この歌詞を初めて見たときはかなり困惑した。意味が分からないから。でもよくよく歌詞を見たら、女同士の絆の話だったことに気付き納得。
私以上に私のことを知っているのは君だけ
これをさらっと同性に使えるあたりさすが。使い慣れてる。


18thシングル
GO FOR IT!! 作詞:Kana Nishino / 作曲:FAST LANE



サビで「ああ!!!この曲!!」となった。ちょっとテンション上がる笑
ベースとキックが同じ進行でとてもノりやすい。ずっと前から好きだけれどなかなか恋に発展しない女子にチアリーダー的な感じで応援する前向きな歌。


19thシングル
Always 作詞:西野カナ 作曲:Ryo Nakamura, Yoo Nakamura 編曲:Pochi



泣きのピアノメロから入る間違いない一曲。「愛を込めて花束を~」と歌いだしてしまいそう。彼女の作品の中でも特にサビへの入りが激情的で、わかりやすい。ずっと高いので歌うのがつらそう。西野カナは女子高生の歌唱力をなんだとおもってるのか。



20thシングル
Believe 作詞:Kana Nishino / 作曲:FAST LANE



アッパーなロックチューン。ライブで盛り上がること間違いなし。今は彼氏がいないけれど絶対見返してやるんだとえらく挑戦的な歌。





21stシングル
涙色 作詞:Kana Nishino, GIORGIO13 / 作曲:GIORGIO CANCEMI / 編曲:GIORGIO CANCEMI



でた、Best Friendやもっと...を手掛けたGIORGIO CANCEMIさん!いいねえ、この人好き。なんか知らんけどめっさキックの数が多くてドラムンベースかと思いましたよ。サビの切迫感は異常。
知らないバンドも好きになって
ヒールはあまり履かなくなって
とカナやんらしからぬ発言。


22ndシングル
さよなら 作詞:西野カナ, Saeki youthK(RzC)/ 作曲:Saeki youthK(RzC)/ 編曲:Pochi、Saeki youthK(RzC)



糞みたいなAメロから「お?」と思わせるBメロ、そして案の定また糞になるサビ。西野カナはバラードがなあ。ちょっとなあ。好きじゃない。ストリングスがとてもきれいだとしか感想がない。

23rdシングル
We Don't Stop 作詞:Kana Nishino, GIORGIO13 / 作曲・編曲:GIORGIO CANCEMI



カーリーレイジェプセンのようなナウい楽曲。いままでのストリングスとピアノ中心の楽曲から離れ、歌詞の意味よりもノリを重視した電子音楽メインの楽曲。GIORGIO CANCEMI氏が再び本領発揮した曲作りになっている。タイトルからもわかるように前向きで心強い歌詞が特徴。



24thシングル
Darling 作詞:Kana Nishino / 作曲:Takashi Yamaguchi / 編曲:Takashi Yamaguchi



今度は一気にカントリー調に転向。テイラースウィフトの影響か。しばらくヒットのなかった彼女だが、この曲でまた少し話題に。私の周りでも「この曲は好き」と言う声も多く、久々に楽曲派を振り返らせた一曲になったのかなと。西野カナは実力はあるし、音数が少なくてもしっかり酋長できるから、カントリーミュージックは向いてるような気もする。5作に1作くらいはカントリーでもいいんじゃない?と思う。そして私も好きだ。


25thシングル
好き 作詞:Kana Nishino / 作曲:SAEKI youthK / 編曲:Pochi



なんかどこかで聴いたことあるような楽曲。あまり西野カナっぽくない。SAEKI youthK 氏は「君って・・・」や「たとえどんなに…」を手掛けた人。割と西野カナの王道を作ってる。サビは確かにいつもの西野カナ。というか今回の「好き」。タイトルがまっすぐしやすぎないか?笑。さすがに作るの飽きてきたのかと疑う。サビが若干「私たち」とかぶる。


26thシングル
もしも運命の人がいるのなら 作詞:Kana Nishino 作曲・編曲:山口隆志



生音主義。
表題曲は「もしも運命の人がいるのなら…」というまだ見ぬ理想の相手への憧れと、「結局は好きになった人がタイプ」という冷静な現実主義の交錯という、現代的な女性の胸中をキュートに描いており、西野の公式サイトでは「弾けるピアノと、多彩に展開される楽曲アレンジに、どこか“女の子の頭の中を描いたミュージカル”を見ているような気持ちになる幸せな一曲」と紹介されている。

wikipediaより。
何か難しいことゆうてはる。でもミュージカルをイメージさせるのは間違いない。

27thシングル
トリセツ 作詞:Kana Nishino / 作曲:DJ Mass(VIVID Neon*)、持山翔子、etsuco / 編曲:板井直樹



去年最高にバズった一曲。多くの男性からまた反感を買うような内容で、西野カナのイメージがまた下がったかなと懸念していた。が、意外にも歌詞とは関係なく「曲がいい!」と言う声も多く、おどろいた。私もとてもメロディが綺麗でいいなあとすぐTSUTAYAで借りた。制作陣も今までとは全く違う人たち。どういう意図があったのだろう。

もしも涙に濡れてしまったら
優しく拭き取って
ギュッと強く抱きしめて
あなたにしか直せないから


とかはなかなか素晴らしい。この曲のイメージって「女がわがままばかりいう曲」だとおもうけど、じつはそうでもなくて、注文ばかりつけるけど、それはトリセツだからであって、そもそも使う人がいなきゃどうしようもないんだというメッセージがある。つまり、上のような歌詞に観られる「そんな私を上手に使ってくれるあなたを信頼している」ということをいっているのではないだろうか。カナやんはしたたかなのでそれくらいのメッセージは意図的にこめられているはず。トリセツが注文ばかり付けるのはよくよく考えりゃ普通のことだもんね。


28thシングル
あなたの好きなところ 作詞:Kana Nishino / 作曲:Carlos K.・Yo-Hey / 編曲:Carlos K.



すっかり味を占めたのかカントリーのような曲が増えたカナやん。というかどんどん歌いやすくなってるカナやん。全く高音もつかわない。初期のカナやんあんなに尖ってたのに。
そんなにイケメンじゃなくて
要領悪くて不器用で
猫背で
嘘がへたくそで
意地っ張りで
いい加減で
オバケが怖い
そんな人を好きになる西野カナは成長した。5年前ならぜったいディーンフジオカがタイプだったくせに。




番外編
Join us! 作詞:Kana Nishino、DJ Mass(VIVID Neon*),ENVIE / 作曲・編曲:DJ Mass(VIVID Neon*),Kyoko Osako,etduced


ベストアルバムに収録されていた新曲。かなりシングルとは違った雰囲気。英語も多いし、遊び心のある楽曲。だれっぽいだろう。後期のAvril?ギターの主張が強い。アルバム曲けっこう攻めてるんだと知った。てか英語うまいね。ほんと今の子は基本がしっかりしてる。特に英語うまいキャラでもないのに。


1stアルバム『LOVE one.』リード曲
君の声を feat.VERBAL(m-flo) 作詞:Kana Nishino, VERBAL(m-flo) / 作曲・編曲:Giorgio Cancemi

こちらもベストアルバム収録。なんとファーストアルバムからVERBALを起用。強すぎ。もちろん作曲家はGiorgio Cancemiさん。西野カナの基礎を作った人。結構歌詞は普通というか安易。あんまり転調しないタイプだけれどここでは転調あり。ラップもあり。変化球だね。やはりまだ安定してない。



LIGHTS,CAMERA,ACTION 作詞:Kana Nishino, GIORGIO13 / 作曲:GIORGIO CANCEMI / 編曲:GIORGIO CANCEMI

ベストアルバム収録曲。新曲。ミュージカル調。スペイン語も使いこなすマルチプレイヤーのカナやん。途中からダブステップ入るというホラー。時代を感じる。


3rdアルバム『Thank you, Love』リード曲
Alright 作詞:Kana Nishino / 作曲・編曲:Yuichi Hayashida
あ、ごめん、あんまり真面目に聴いてなかった笑




ということで以上全28作+etcを全部聴いてみた。なるほどいろいろある。初期の変拍子やら裏拍まみれの楽曲、英語まじりだったのに次第に洗練され音程は低く、譜割は簡単に。それはそれで彼女の良さが出ていると思うが、やはり個人的には初期が好き。Distanceが一番好き。ちょっとハマってるかも。総合的にみると、やはり売れ線ポップス。別にそれが悪いだなんて思わないし、だから楽曲が糞だとかもおもわない。続けて聴くと飽きるなあというのが正直な感想。
彼女ってぜんぜん他の人の楽曲に参加したり、提供したりしないし、ぎゃくに提供してもらったりしてないのに、なんでこんなに何度もバズるのか。すごすぎる。去年トリセツで再びネットを騒がせたときは心底驚いたもん。まだこんな投下できる爆弾持ってたのかと。

てなわけで最後にお気に入りのDistanceをどうぞ。ちなみに西野カナの作品はすべてショートバージョンしかアップロードされていないので、ちゃんと購入するかレンタルするかサブスクで聴くように。