東京アイドルフェスティバル(2日目)のレポ | novel2017のブログ
今回のレポは



東京アイドルフェスティバル




いわゆるTIFです!!!


@お台場


8月1日と2日に開かれ、私は2日に参戦しました。


深夜バスで東京まで乗り込み、そしていざお台場へ!






新宿から汐留までいき、そこからゆりかもめに乗る。



汐留までは普通なのだが、ゆりかもめに乗り換えた途端、異様な雰囲気に。オス雄おす!
野郎どもがもうようよいます。
中には女性もいるし外人もいたので、そこまでオタク感はなかった。むしろ、今時の若者の方が多かったのが意外だった。






ついたらそこはすぐにフジテレビ!!


さぁさぞかし人でごった返してるんだろうと思って意気揚々と駅を飛び出した











あれ?




少なくね?








というか、なんか家族連れとか老夫婦とか、明らかにTIF目当てじゃなさそうな人達がたくさん。。。。








どうやら、TIFはお台場全面貸し切ってやってるわけじゃなくて、お台場のイベントと並行してやってるみたい。
そらしらなんだ


だから、なんかかき氷フェアやってたり、キムタク主演のHEROの舞台セットが置いてあって見学できたり、フジテレビの中に入って社員食堂を楽しめたりバレボールのイベントとか、もうなんやエライコッチャ。








いやいやとりあえずリストバンドだ。6000円でチケットを購入しているので、まずリストバンドに交換してもらわねば。



















どこやねん。。。。。











駅に出てもフジテレビイベントスタッフはいるもののTIFスタッフは見当たらない。なんだこの過疎っぷりは。




まず地図すらくれないのでよくわからない。ウロウロしてようやくTIFメイン会場に辿り着く。
入ろうとするとスタッフのお姉さん。






リストバンドないと入れません!!!










わかっとるわクソボケどこにあんねん看板立てやがれや殴るぞ!!!!!






こんなくっそ暑いのにふざけんなよ。
どこで買えてもらえるんですか?と聞くと、なぜかそのお姉さんは僕の耳元で拡声器を使って説明しだす。






なーんもきこえまへん。はぁ?


ひまわりの後ろ、というフレーズだけ聞き取れたのでとりあえず行ってみる。


なんせスタッフが居ない。そして立て看板がない。こんなに案内表示のないフェスは初めてだ。




やっとの思いで見つけたら長蛇の列。そらそうよ、オープンしてまだ15分やのに交換スタッフが3人やもん。
アホやろアホ。
なめた運営ですわ。
20分近く待ってようやく交換してもらい、silent Sirenは諦める。






これがおおよその地図だ。


だいたい端から端まで普通に歩いて10分はかかる。
はじめにHKT48をみにいく。一番大きなステージ。
前に行くのはやめて後ろのテント下で鑑賞。あちらこちらで踊るオタ。
個人的にも指原をみてちょっとテンション上がってしまった笑


前半はよくわからない曲ばかりで、ふーんと聴いていた。途中でBOOWYのonly youをカバー。最後には、個人的名作「ロックだよ、人生は…」を。よかった。あの曲いいよな




歌詞が面白い。この曲は元々AKBが劇場でアンコールに歌うものだったらしく、それをHKTが前回のシングル「12秒」のカップリングに収録した。
いきなりハイハットとバスドラで始まりベースが低く唸る。


ガンガン 行くぜ!俺たち!
(Love&Peace)
ドンドン 進め!向こうまで!
(Love&Peace)
嗚呼 このままじゃ
世界は終わるぜ!
ミサイル撃ちまくり
祭りみたいに
ドカン!ドカン!ドカン!

出番だ!若者!
拳振り上げ 飛び跳ねろ!
大人になんかまかせられねえ
目に見えぬこの戦争
くさいものにも蓋をするなよ
日本中 平和ボケ



どこがラブアンドピースなんだ笑
無茶苦茶やないかゆうとること。


嗚呼 金持ちは
高みの見物か?
破滅は秒読みだ
ゲームみたいに
The end! The end! The end!

待ってろ!偽善者!
頭 縦振り 声を出せ!

大人になんかまかせられねえ
やがて来る次の時代
死に行く者は口を出すな
世界中リニューアル




でもこの歌を10代の彼女たちが全て合唱形式でうたう(ソロパートなし)
なんかそれだけで少し胸が熱くなってしまうんだよね。ロックだなぁって笑




そして一度は下がったHKTは初っ端なのにいきなりアンコールを受けて再び登場。
「12秒」を披露。まってました。むしろこのためだけに駆けつけたようなもんだ。








あと最後にメロンジュースをやって終了。





感想としては本当にクオリティの高い集団だった。曲もダンスも個人個人も。後々きづくんやけれど、指原の司会のうまさとオタクの扱いのうまさがどのアイドルより数百倍うまかった。すごい。間もいいし、なによりみんな綺麗な声。




先に書いておく。
今回アイドルのライブを見て思ったことがある。
それは、




口パクでもいいや




ということ。
女の子の声ってキーがどうしても高いからすごく音を拾ってしまって甲高くなってしまう。1日いろんなアイドル見たけれど、まだまだ知名度の低い頑張らなければならないアイドルほど頑張って生歌で声枯らして歌うんやけれどまぁうるさい。しかも集団でハモるわけでもなく歌われると。。。
まだ野外ならともかく室内になると全て音が跳ね返って普通の人ならうっせえなぁと絶対思うはず。


だから口パクでもいいや。


と。


いや、HKTが口パクだとかそういうことを言ってるわけではない。むしろ彼女たち生歌はとても綺麗だった。マイクと会場の抜けがとても良かった。


最後に、貫禄かな。堂々としてる。アイドルってかなり経験がモノを言う世界やから。指原すごかったなぁ。いいもん見た。なんか可愛い子多かったしちょっとチェックします。








続いて同じステージに残り、こんどは日の当たる立ち見スペースへ。


lyrical school




「そりゃ夏だ!」では大合唱、新曲ワンダーグラウンドも披露、定番freshなど大満足。オタク特有の掛け声はよくわからないし、あの手を空中でくるくる回すのもなんかやだだからやらなかったけれど、とにかく彼女たちが素敵だった。気持ちのいいキックはアルコールがよく回る。何言ってるのかほどんど聞き取れなかったのは残念だったけれど、MCではすごく礼儀正しくて良かった。







ライブ映えするのはやっぱこの曲でしょ!!
リボンをきゅっと








終わったのち木陰で休憩。とにかくここはアイドルフェス専用の場所じゃないんだ。とにかくステージの隙間隙間にフジテレビのイベントが。冒険王とか、なんか車の展示会も目の前でやってるし。
そしてイスやテーブルの少なさよ。
座る場所なんかありゃしない。出店はたくさんあるのに食う所を確保してないなんてばかにもほどがあるだろ。


そしてゴミ箱少ない。


ほんとに少ない。


フェスじゃねえわ。
ドリンクの販売所は割と各所にあったのでそれほど困らなかった。自販機が160円で店は200円ってのにちょっと笑ったけど。






その頃等身大ガンダムを目の前にしてライブステージでは
GEM
が。知らない。




暑すぎて地下のライブステージ、HEAT STAGEに移動。そこでは
吉川友
がパフォ中。なんかハロプロみたいな子だった。





その後
アイドルカレッジ
をみた。
アイドルカレッジは曲はあんまり知らなかったけれど楽しめた。王道路線で、しっかり盛り上げられてた。こういう出会いは大切にしたいね。





外に出ると
cheeky parade
が。
定番の「無限大少女∀」を歌い始めると客のボルテージはアップ、前列の盛り上がりはすごかった。






そして
清竜人25
を見るためにメインのステージへ。




周りを見渡すと少し変化に気付いた。HKTにあったような、リリスクにあったような雰囲気とは少し違う、サブカル臭。
いや、この場合のサブカル臭とはどこか懐かしくてやっと僕の仲間が現れたそんなホッとした気持ちになった。これが竜人パワーか。
登場するやいなやもうやりたい放題。一夫多妻制アイドルを名乗っていて、竜人と夫人たちの掛け合いは素晴らしい。そして曲がロックだ。ファンクだ。凄すぎる。圧巻。











元々清竜人って


こんな曲とか(くっそ名曲)



こんな曲つくる













とても素晴らしいアーティストなんです。高校生の頃にでた大会では、審査員に「こいつ以外にグランプリとらせることできるわけない」と満場一致できまった天才なんです。なんか今こんなヒゲもじゃになってますが知りません。ぜひソロのころの竜人もきいてやってください




いまの竜人はというと

寝転んで夫人のパンツ覗いたり顔を接近させたり。
ファンが「可恩(メンバー)結婚してくれ!!!」と叫ぶと、「させるかボケェ!!!」と突っ込んできてなんか笑った。


でも竜人は歌い終わると舞台袖にはけてMCを一切しなかった。そういうスタンスなのね。いいね。
アルバムも9月に出るそう。買うでしょ。






次はロカドルの頂点、Negiccoを見るためにスカイステージへ。
その名の通りスカイステージはフジテレビ湾岸スタジオの屋上に設置されたステージ。
見晴らしは素晴らしい!!!!


なんぞこれ!!






なんですが、
これ、行き方は一つ。エレベーターで7階まで登り、あと100段はくだらない階段を登らなければならない。
いや、階段なんて登るさ。それは問題じゃない。問題はエレベーター。
そう
乗れるはずないんです。
渋滞。とにか渋滞。しかも上から降りてこないと登らせてくれないので、エレベーターは降りて空のまままた上昇して。
なんだこれ。茶番か?
バカなのか。
これでもいいってファンもバカなのか。


こんななめきった運営でよく怒らないな。そら屋上に設置したらそうなるやろ。。。


まぁ待っている間にTIFの番組収録現場を見れたからちょっとゆるす。よゐこの濱口とか菊地亜美とかみれたし。




結局ステージにたどり着いた瞬間にNegiccoは終了。あーあ。
でも袖からはけて関係者のエレベーターに消えていく時にちょー至近距離で見られたから、まぁ、なんだ、ちょっと許す。なんだ許すんかい。


まぁ夜に見られるし、ね(結果的には見られてないんだぞ、おい、よくないぞ)




せっかく上がってきたんだしちょっと見て帰ろうと、
Prizmmy☆
をみた。なんか後ろにロン毛のお兄さんがDJしてる奇妙な組み合わせだった。











ちなみにこうやって色々見ながら、ツイッターもこまめにチェックしてました。フォローしてる音楽ライターさん達もここに来てたらしく、いろんな情報呟いてくれる。
BiSHが中止になったことも。どうやら昨日のステージでやばかったらしい。さすがBiSの生まれ変わり。。。




アイドルネッサンスが夜明けのBEATをやったとか、le lienが同じ事務所のチームしゃちほこの抱きしめてアンセムをやったとか。




くそ。。。




ブラブラしてるだけで面白いのがTIF。柵を越えてファンの隣でアイドルたちが他のアイドルのパフォをみてたり。
販売会とか握手会もそうやし、とにかく知名度の低いアイドルはチラシ配りしてたり。
プレイボールズっていうアイドルになんかリア充の絡みされて戸惑った笑


あと乙女新党の子達も見かけたし、リリスクの小松ひなが普通にお店に並んでて、めっちゃよかったよ!と伝えると笑顔でありがとうございます!と言ってくれていい子だなぁ。と。






あとミスiD2014のレイチェルと2015の水野しずが何故か水浴びしてた。なにしてんねん。。。。








フィフィが改心したらこんな感じになりそう笑
いや、レイチェル別に聖人ちゃうけど笑






そんなこんなで、マイナビステージに移動。いっちばん端っこ。遠い。


そこでまず
ぷちぱすぽ☆
をみて、




だいすき
LinQ
を真近でみた。新木さくらしか見てへんかったわ。クッソかわええわどないしたろか。
なんかおんぶしながら歌ったりシャウトしたり体育会系でびっくり。ハレハレパレードは文句なし。








フラップガールズスクール
知らなかったけれどみんなかわいい。曲もちょいちょい構成が変でクセになる。ダンスも綺麗だった。




次の
ゆるめるモ!
は、変態な曲が多いアイドル。変なバンドとコラボしたり。無茶苦茶。今回はチャイナドレスみたいな服装で登場。ノリの良い曲をやってた。一人ちょっと調子悪そうやったな。










最後は地元大阪の

Especia

こちらも楽曲が玄人受け。80年代な感じがくすぐられる。







そこそこにして移動して
バニラビーンズ
へ。有頂天ガールよかったなぁ。かわいい。そして大人。夕方の時間に合ったじっくりと盛り上げるスタイル。みんな好きなスタイルで楽しんでた。






その後ちょっとだけさんみゅ~をみて、さらに移動。そう。でんぱ組.incを見るために。


地下のステージのトリなので早めに行っておく。


そこでみた


DOLL ELEMENTS









predia








DOLL ELEMENTSの方は良かった。また聴く。
もうひとつのは、あんまり。。。
うるさかったかなぁ。歌はうまかったけど。メロディラインがあんまり。






あと、ここまで見てきて思うのはアイドルって今の邦楽ロックよりかなり画一的なんだなってこと。
よく四つ打ち縦ノリばっかりと揶揄されることの多い邦楽ロックやけれど、アイドルの方が同じ曲調ばっかりやわ。
BPM速めでドンドンドンときてEDMみたいなバキバキのエレクトロサウンド。
なんかつまらないなぁって。メロディがよくても。だか、Especiaとかリリスクとかバニビとかそのへんってきちっと自分達の音楽がある。






そしてついにきた。



でんぱ組.inc


もう人はパンパン。
しかも個人個人がなんか叫んでて何一つ聴き取れないカオス。名前でも呼んでるのか?


照明が暗くなると地鳴りがした。オタどもの唸りだ。


一曲目から始めるともうサイリウムがあちらこちらでふりまわされる。


この曲で始まるのはせこい。アガるに決まってる。


初めてサイリウムありのライブをみたけど
率直な感想として邪魔やな笑
眩しいわ。残像残るし。


二曲目は




おつかれサマーを三曲目に。この曲は嫌い。展開が多すぎるし面白くない。これでは盛り上がれない。ちょっと萎えた。





と思いきや







うおおおおお!!!
胸がグッと締め付けられあつくなる。これだよこれ。この疾走感と適度な展開、そしてこのエモさ。気持ちを預けたくなるすばらしすぎる構成。でんでんぱっしょんはほんとによくできてる。



ちゅるりちゅるりらがあって



そして最後の曲。
サクラあっぱれーしょん




未来を明るく照らすなんて、お茶の子さいさいさーい!

実にアイドルらしいポジティブで励まされる一言。いいセリフやなあ。
曲の展開も文句のつけようないやろ。うざくないし、でも盛り上がるし。転調もあるし。
泣きかけた。あぶねーあぶねー。夢眠ねむも最中に泣いてたけど。
本当の地下アイドルの希望って彼女たちだなぁと痛感。だって年齢もピンキー以外いってるし可愛くはない。売れる要素ないのにそのへんの中高生にすら認知されだして。
今回のTIFでも初日のトップと二日目のトリというこれ以上ない最上級のステージを用意してもらってるし。すごいわ。これぞミラクル。ほんとうのムーブメント。彼女たちの喜びもひとしおだろうなあ。







かっこよかったよ。ほとんど見えなかったけど。
ステージの横に大きなモニターが2つあるんやけれど、今まではそこにステージの映像が映されてたんやけれど、でんぱの時だけなくて。アニメーションとか。名前のクレジットだけとか。
多分カメラ入っててその関係で意図的に避けたんやろうけどあれはない。
でんぱなんか俺みたいなミーハーも親子連れもカップルもいる。みんなあのでんぱを一目見たくてきたのに。配慮に欠けるわ。なんとかして映すべきやった。








そんなこんなで
1日が終わった。




バンドじゃないもん!
silent Siren
ベイビーレイズJAPAN
palet
Drop
Negicco
夢見るアドレセンス
これらがみられなかったのは非常に残念だが、またいつかの機会にね。




アイドルのライブ。


一言でまとめると




もういいや


かな笑




アイドルは好きだけれどやっぱりあの空気はしんどい。
価値観が合わないのもある。
合いの手がどーーーしても気に入らないんだよな。お前らの声いらんねんって。もちろん、それがあるから盛り上げるってのは知ってる。


あと民度が低い。
写真を撮る人がいなかったのだけは評価するけど、警備の薄い所ではやりたい放題してたり。それであんまりかっこよくないからなおさらヤダ。小学生がそのままおっさんになったイメージ。


あと一人だけディッキーズ族いた。彼女引っ張って強引に前いって暴れてた。端からみててウザかった。ボブで茶髪で、キモそうな顔してたわ。サカナクションの山口一郎みたいな顔して。裸足やったなぁ。
キモいなぁ。あれはオタクどもがぶっ潰してくれへんかな?顔面陥没するくらい。





もちろんその倍楽しかった。どのアイドルもほんとにキラキラしてて一生懸命で元気もらった。曲が~とか言うてるけど、ほんとはその歌ってる子が魅力の大部分を占めてる。ひたむき誠実な姿勢だから耳を傾けたくなるし、曲について理解しようと思うようになる。だからなめた態度のアイドルは嫌いだし、自己評価の高いアイドルも嫌い(私かわいいのに笑も取れて汚れもできます♡みたいな)。アーティスト気取りもきらい。アイドルは誠実さ。それが今回よくわかった。







ベストアクトは清竜人25かな。やっぱり。DOLL ELEMENTSが今回の掘り出し物。






あと、バンT着てる人さがしたら


バンプ
Nirvana
マキシマムザホルモン
ロッキンフェス
クラフトワーク
を見つけた。
少なかったねやっぱり。今ちょうどロッキンやってるしね。向こうでは℃-uteがいるからね。ちきしょー。きのこ帝国いるからね。くそったれ。




いいもんいいもん!!!






来年は。。。いくかな、いかないかな。多分行かないな。




フェスとしてのクオリティは抜群に低かったしね。まずスタッフ増やそうか。



なんだかんだ楽しかったです。いや、最高の夏でした。


アイドルまだまだ飽きてない!