7/27の出来事
ピットフォールトラップのコップに落ちた昆虫を回収していたら、ツシマカブリモドキの幼虫が2匹落ちていました。
1齢と思われる幼虫1匹と、大きな終齢幼虫が1匹です。
幼虫まで落ちるのは、今年は、例年になく、ツシマカブリモドキの発生数が多いためかもしれないですね。
終齢幼虫のあまりの大きさにびっくりしました。
もし、幼虫がメスなら、もっと成長して大きくなるのではないかとも思います・・・(^^;)
2匹の幼虫の体サイズに大きな差があること、コップに落ちる成虫は多数の新鮮個体に混じって、欠損が激しい個体もわずかに混じること、などから、
①ツシマカブリモドキは、多化性(1年に成虫が複数回数、発生すること)であること、
②年に2~3世代が羽化・活動すること、
②異世代同士が重なり合った成虫が個体群を形成すること、
などが示唆されます。(^_^*)
写真は、1齢と思われる幼虫と、大きな終齢幼虫(’2齢?)