トンボと言っても、オニヤンマやギンヤンマではありません。
キバネツノトンボというトンボ目ではない、脈翅目(みゃくしもく)というグループに属す昆虫の話です。
翅が綺麗な黄色で、切手にもなった昆虫です。
伐採地や草地が生息地になっているようで、初夏に見られます。
伐採地では、枯れた枝の先端などに静止していますが、人の気配にはすご~く
敏感で、なかなか写真を撮れません。仕方なく、採集して撮影しました・・・(^^;)
飛んでいる個体は、ネットが見えているのか?、直線的にこちらに向かって飛んでこず、
不規則に飛んでネットを避けるので、意外に採集に手こずります。
やっと静止している個体を撮影したのがこの1枚。これ以上近づくと気づかれるので、これが限界でした(笑)
枯れ枝に止まっている理由はわかりませんでした・・・
驚かすと上空高くに舞い上がり、森林の方へ逃げて行ってしまい、戻ってきません・・・(^^;)
近くに、草地があるのかな?
と、伐採地の奧の林道を進むと、やはり、ちょっとした広さの草地があり、
そこにもキバネツノトンボがいました!
森林を飛び越えて、別の伐採地や草地を移動する能力があるようです。移動能力は高いと思われます。