「信頼の大切さ」

 

今年の流行語大賞は、阪神・岡田監督の「アレ」かもしれませんね(笑)、、、

 

しかし、こと野球に関しての流行語は、「信頼」ではないだろうか?

 

今年春のWBCで世界一制覇した栗山監督は、何度も何度も、「選手を『信頼』していますから」とコメントし、

自分の信念を貫きました。

 

岡田監督も、1年間、ひたすら自分の考えを信じ貫きました。

 

「1番近本、2番中野、4番大山、8番木浪」は不動のメンバーにしました。中野選手を二塁手に、木浪選手を遊撃手に

コンバートし、糸原選手を左の代打の切り札としました。ルーキーの森下選手が不調の時も、打順こそ変えはした

ものの、レギュラーから外しませんでした。そして、昨夜の第7戦は、今シーズンずっと調子が悪かったエース青柳

投手に先発を託しました。

 

このような作戦に対して、岡田監督は、マスコミや評論家からさんざん批判を受けたましたが、決してブレませんでした。

 

岡田監督が信念を貫き通したのは、選手達を「信頼」していた証しではないかと、私は思うんです。

 

今の社会、昭和の時代のように、「ただ部下に厳しいだけ」、「部下に根性を強いるだけ」の上司は受け入れられなくなってきました。

 

部下を信頼し、部下の人格を尊重し、決して否定しない。そして、部下もまた上司を「信頼」する、というような、互いの品格や人間性が求められるような時代になってきたのです。

 

私も、この「ルリハムシ昆虫教室」を始める上で、「人を信頼すること」を大切にし、子供たちにそのことの大切さを伝えていけたらいいな、と思います。

 

そんなことを感じた日本シリーズでした。 (^_^*)