現在、「オオアオカミキリ病」の私(笑)、生きたオオアオカミキリはまだ見たことがない。

 

知人の対馬産の標本を見て、また先輩から本州産のオオアオカミキリ標本を頂いてからというのも、オオアオカミキリ採集の妄想ばかりしております(笑)

 

いろいろ調べてみて、8月上旬、渓谷に咲くカラスザンショウの花に集まる、伐ったばかりのサワグルミの材に集まることだけは分かりました。

 

8月22日。アイノミドリシジミのメスを捕まえて卵を産ませたくて、山梨県に出掛けました。しかし、早朝に、いつも採集している茅ヶ岳の登山口付近の雑木林の、木を叩いても何も出てきません...

この辺では、一番多いエゾミドリシジミすら飛び出さない有り様・・・今年はミドリシジミ類は不作??のようです(T_T)

 

これ以上、深追いしても無駄だなと、対象をカミキリムシに変え、思い切って長野県へ行ってみました。

 

森林を伐採作業中の土場(どば)があり、カラマツ、サワグルミ、オニグルミ、トチノキ、ミズナラ、サクラ類など、針葉樹や広葉樹林の材がたくさん並べてありました。

 

サワグルミの材を見た瞬間、「これはオオアオカミキリが採れるかも!?」と狂喜しました!(笑)

 

しかし、サワグルミ材の主は、ルリボシカミキリでした。(笑)

材をじっと見ていると多数のルリボシカミキリがいます!

普通種だけど綺麗なカミキリムシですね!好きなカミキリの1つです。

 

ルリボシカミキリ以外では、カラマツの材でクロタマムシも採れました。

オオアオカミキリが活動する夕方、薄暗くなるまで粘りましたが、今回は採れませんでした。

時期が遅かったのか?生息していない地域だったのか?

 

まだまだ、勉強不足で分かりませんが、来年の宿題です!