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■天職の見つけ方
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書くということを天職にしているノーベル文学賞を受賞した作家、


バルガス=リョサが「天職」について教えています。

「作家というのは、書くという行為がこれまで自分が体験してきたこと、


および経験するかもしれないことの中で、最もいいものだと心の底から感じている。


 というのも、作家にとって書くという行為が一番いい生き方であり、


書いたものを通して得られる社会的、政治的、あるいは経済的な行為など、


どうでもいいと考えているからです。」

とてもいい言葉じゃないでしょうか?

天職とは、
その仕事から得られる報酬や外部からの評価よりも、


そのこと自体に取り組んでいることが最も素晴らしい生き方だと思えること、なのです。

だから会社員だとしても、
「この会社に勤めていることが、自分にとっては一番いいことだ」

と思えていれば、それは天職です。


一方、起業をしていても、 


「本当はやりたくないけれど、報酬が良いから続けていこう」


と思っていれば、
それは天職ではありません。

その人がどれだけのやりがいを持って取り組んでいるか?
それは外部からは分かりません。

一方で、その仕事をしている人がどれだけ報酬や名声を手に入れているか?


それは外から見える分かりやすいものです。

すると、どうしても分かりやすい方に流れてしまいやすいのが人間ですし、


もっと良い報酬や名声を得ている人と比較してしまうものです。

ある人は「お金を稼ぐアイデアを出すこと」が自分にとって最もよい生き方だと思っているかもしれないし、


別の人は「家族の将来を守る基盤を作るために働くこと」が自分にとって最も良い生き方だと思っている人もいるでしょう。

つまり天職とは、あなたが「これが自分にとって最もいい生き方」ということなのです。

では、そこに至るにはどうしたらいいのでしょうか?

今できる範囲で「今よりも良い生き方へ少しずつ改善していく」ということです。

1日の過ごし方、職場での過ごし方、仕事から帰ってきた後の過ごし方、


土日の過ごし方、マインド、健康状態など、

「今は自分が選ぶことのできる生き方の中でこれがベスト」と言えるように、


少しずつ少しずつ見直し、改善をしていくことが大切になるのです。

天職というと「何を仕事にするか?」ということに目を向けてしまいますが、 


実際は、どんな仕事でも不満でいっぱいの人もいれば、幸せが溢れている人もいるのです。

ぜひ今日の考え方をインストールしてみてください。
少しでもヒントになれば幸いです。


池田貴将