初台にある東京オペラシティコンサートホールで、東京フィルハーモニー交響楽団の「平日の午後のコンサート」に行ってきました。
指揮とお話は、出口大地さん。法学部から音楽家にという経歴は、チャイコフスキーさんと一緒だと言う、サウスポーの若き指揮者です。
ちなみに、東京ヤクルトスワローズファンで、神宮球場での始球式に備え密かにタオルでシャドーピッチングをしているそうな☺️
今回のテーマは、〈真夏の午後の夢〉
演目は、
1. ハチャトゥリアン: 劇音楽『仮面舞踏会』より
①ワルツ
浅田真央さんのフィギュアスケートに使われましたね🎵
②ノクターン
ヴァイオリンのソロがある名曲ですね🎵
③ギャロップ
賑やかな曲
2. グリーグ: ピアノ協奏曲より第1楽章
ピアニストは、清水和音さん。すっかり貫禄がついて巨匠に☺️
グリーグのピアノ協奏曲は、あまり弾いていないとのこと。
グリーグのピアノ協奏曲は出だしのインパクトもさることながら、素晴らしい曲ですね🎵
アンコールに応え、弾いていただいたのは、
ショパン: ノクターン第10番
休憩中の質問コーナー
清水さんは、出口さんが音楽大学の時の教授でしたので、師弟関係。「和音先生」と呼んでます。
演奏中の失敗談を問われ、清水和音さんはモーツァルトの曲のロンド部で間違えて楽章をやり直したとのこと。指揮者に謝ったら「モーツァルトのロンドはよくある」と言われたそうな。
メインの「幻想交響曲」の逸話について、清水和音さんは「わたしは疑ってます。『信じられるのは楽譜だけ』」との名言を❗
ベートーヴェンさんと同時代ながら、先進的だったベルリオーズさんだから、話を「盛った」んだろうとのこと。
3. ベルリオーズ: 『幻想交響曲』より
てるてるさんが若かりし頃、初めて買ったクラシックのLPがロリン・マゼール指揮の『幻想交響曲』でした。
タイトルに惹かれて買ったのですが、聴いてみて度肝を抜かれました🙆
ベートーヴェンと同時代に、こんな派手な交響曲があるなんて☺️
「失恋して絶望した芸術家がアヘンで服毒自殺を図ったが死にきれず、幻覚を見た」というテーマは、ベルリオーズ本人の体験だろうと言われています。
①第2楽章「舞踏会」
②第4楽章「断頭台への行進」
③第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」
盛り上がりが素晴らしい🎵
アンコールは、
ハチャトゥリアン: 劇音楽『仮面舞踏会』より、「マズルカ」
楽しい素敵な演奏会でした🙆