6/11 東京フィル「休日の午後のコンサート」 | てるてるの小屋

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初台にある東京オペラシティコンサートホールにおいて、東京フィルハーモニー交響楽団の「休日の午後のコンサート」に行ってきました。


指揮とお話しは、出口大地さん。

ハチャトゥリアン国際コンクールで優勝したら、ハチャトゥリアン本人が使っていた指揮棒(アルメニアの「国宝」で、博物館に展示されていた)で記念演奏の指揮をするように言われ、「落とすな❗、ぶつけるな❗」のプレッシャーのもと、指揮をしたという経歴の持ち主。


テーマは、〈よくばりヴァイオリン〉


演目は、

1. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より「剣の舞」

のっけから、この迫力はたまんないですね😃


2. ヴィヴァルディ:『四季』より「春」

弦楽四重奏をバックにヴァイオリン協奏曲。

ソリストは、松田理奈さん。

毎年暮れに東京交響楽団の『第九と四季』を聴いてますが、趣が違いますね😃


3. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より第1楽章

ソリストは、松田理奈さん。

ヴァイオリン協奏曲の双璧(てるてるさんにとっての)が両方聴けるのはめでたい限りであります❗

チャイコフスキーさんのヴァイオリン協奏曲は、演歌の女王が歌い上げているような感じ。


4. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より第3楽章

ソリストは、松田理奈さん。

メンデルスゾーンさんのヴァイオリン協奏曲は、アイドルの歌姫がノリノリで歌ってる感じ。

イメージの違う名曲を連続して弾いちゃう松田さんはすごいな😃


松田理奈さんのアンコールは、

イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番より「バラード」


質問コーナーでのエピソード

(1) 松田理奈さんの交響楽団とのデビュー演奏で

演奏中ヴァイオリンを弾く弓を放り投げちゃったガーンが足元だったので、拾って事なきを得た(?!)客席に飛んでいったらどうだったのだろう・・・ガーン

(2)出口大地さんは法学部で弁護士の道もあったそうな。ピアノ、ビオラ、声楽もやったが成績が一番良かったのは声楽だったとのこと。

(3)松田理奈さんはいつも裸足で演奏しているのですか?の問いに、「そうです、でも安心してください、今は穿いてます❗」と、足元を見せた🎵

チャイコフスキーの時は裸足で、メンデルスゾーンの時は穿いたそうな。

裸足の理由は、以前左耳の鼓膜が破れて治療したのだが、どうしても左側のオーケストラの音が聴きづらく、靴を脱いで床から伝わる響きを聴いたとのこと。

床の響きはかなり来るらしい❗


5. ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

ベートーヴェンさんの弟子のシンドラーさんが逸話を残しているが、彼の話は信憑性が少ないそうな。

あの運命のノックも・・・😵

あまりにも有名な交響曲だが、改めて聴くと「運命」というタイトルを無視して、歓喜に溢れる名曲ですね🎵

第3楽章からの流れが素晴らしい☺️


アンコールは、

ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より「レスギンカ」

迫力満点❗