初台にある東京オペラシティコンサートホールにおいて、東京フィルハーモニー交響楽団の「休日の午後のコンサート」に行ってきました。
指揮とお話しは、出口大地さん。
ハチャトゥリアン国際コンクールで優勝したら、ハチャトゥリアン本人が使っていた指揮棒(アルメニアの「国宝」で、博物館に展示されていた)で記念演奏の指揮をするように言われ、「落とすな❗、ぶつけるな❗」のプレッシャーのもと、指揮をしたという経歴の持ち主。
テーマは、〈よくばりヴァイオリン〉
演目は、
1. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より「剣の舞」
のっけから、この迫力はたまんないですね😃
2. ヴィヴァルディ:『四季』より「春」
弦楽四重奏をバックにヴァイオリン協奏曲。
ソリストは、松田理奈さん。
毎年暮れに東京交響楽団の『第九と四季』を聴いてますが、趣が違いますね😃
3. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より第1楽章
ソリストは、松田理奈さん。
ヴァイオリン協奏曲の双璧(てるてるさんにとっての)が両方聴けるのはめでたい限りであります❗
チャイコフスキーさんのヴァイオリン協奏曲は、演歌の女王が歌い上げているような感じ。
4. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より第3楽章
ソリストは、松田理奈さん。
メンデルスゾーンさんのヴァイオリン協奏曲は、アイドルの歌姫がノリノリで歌ってる感じ。
イメージの違う名曲を連続して弾いちゃう松田さんはすごいな😃
松田理奈さんのアンコールは、
イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番より「バラード」
質問コーナーでのエピソード
(1) 松田理奈さんの交響楽団とのデビュー演奏で
演奏中ヴァイオリンを弾く弓を放り投げちゃった
が足元だったので、拾って事なきを得た(?!)客席に飛んでいったらどうだったのだろう・・・![]()
(2)出口大地さんは法学部で弁護士の道もあったそうな。ピアノ、ビオラ、声楽もやったが成績が一番良かったのは声楽だったとのこと。
(3)松田理奈さんはいつも裸足で演奏しているのですか?の問いに、「そうです、でも安心してください、今は穿いてます❗」と、足元を見せた🎵
チャイコフスキーの時は裸足で、メンデルスゾーンの時は穿いたそうな。
裸足の理由は、以前左耳の鼓膜が破れて治療したのだが、どうしても左側のオーケストラの音が聴きづらく、靴を脱いで床から伝わる響きを聴いたとのこと。
床の響きはかなり来るらしい❗
5. ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ベートーヴェンさんの弟子のシンドラーさんが逸話を残しているが、彼の話は信憑性が少ないそうな。
あの運命のノックも・・・😵
あまりにも有名な交響曲だが、改めて聴くと「運命」というタイトルを無視して、歓喜に溢れる名曲ですね🎵
第3楽章からの流れが素晴らしい☺️
アンコールは、
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より「レスギンカ」
迫力満点❗