11/7 東京フィル「休日の午後のコンサート」 | てるてるの小屋

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初台の東京オペラシティコンサートホールで、東京フィルハーモニー交響楽団の「休日の午後のコンサート」に行ってきました。



指揮とお話しは、東京フィルの常任指揮者のアンドレア・バッティストーニさん(通訳付き)。
新型コロナウイルス禍で、来日も思うようにならず、久々にお会いできました❗
1987年生まれですから、34歳❗自信満々のすごい指揮者です。

今回のテーマは、〈バッティストーニの運命〉
メインの「運命」もそうですが、前半のイタリア歌劇からのピックアップも、運命的なイメージです。

演目は、
1. ヴェルディ: 歌劇『運命の力』序曲
序曲だけに、迫力ありますね😃

2. ヴォルフ=フェラーリ: 歌劇『マドンナの宝石』間奏曲
「マドンナの宝石」は、管弦楽集のCDのタイトルによくなっているように、超有名な曲なんですが、最近は演奏されるのが少なくなっているようですね。
とても素敵な名曲ですね☺️

3. プッチーニ: 歌劇『マノン・レスコー』間奏曲
美しい曲ですが、知らない曲だった。

4. ポンキエッリ: 歌劇『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」
ディズニーの映画「ファンタジア」の1曲ですね☺️

バッティストーニさんは小さい頃、母親から「日本のアニメは過激だから、ディズニーのアニメを見なさい❗」と言われていたのだけど、その番組の前後に「ドラゴンボール」をやってたので、結局全話見たとのこと。

5. ベートーヴェン: 交響曲第5番『運命』
「運命」というタイトルは日本独自らしい。
ベートーヴェンさんの弟子のシンドラーさんは、さまざまな逸話を残しているのですが、けっこうホラ話が多いようで、「運命」の話も信憑性がないようだ。
バッティストーニさんは、この交響曲がロマン派の作曲家に与えた影響は大きく、チャイコフスキーもマーラーも第5番で、この曲と同じく最初暗く、最後に弾ける❗曲を書いてます、と語ってました。
自身は必ずしも幸福とは言えなかったが、彼は未来は明るい❗と指し示している😃
コロナ禍で暗い、現在こそふさわしい曲だ❗
と、紹介していました🙋
第3楽章からの盛り上がりがたまりませんね☺️
「運命」というタイトル変えた方がいいかもね。
バッティストーニさんの「運命」は、速い速い❗
勢いがすごい🙋

アンコールは、
来日して10日間ホテルに缶詰めになっている間に、アンコール曲を考えました。リストのピアノ曲をオーケストラ用に編曲したそうです❗
リスト(バッティストーニ編):『巡礼の年』第2年「イタリア」より、「サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ」

拍手喝采のコンサートでしたね😃