第22弾は、
「時をかける少女」
1983年製作、「尾道三部作」の2作目。
15歳の原田知世さんがお気に入りの角川春樹さんが、映画を1本撮って引退させようと、大林監督に撮影を依頼したそうな。併映が薬師丸ひろ子と松田優作の「探偵物語」で興行的にはまったく問題がなさそうでしたので、大林監督はプライベート映画として大正ロマンチシズムの作品を作ろうとしましたが、若者にはウケないと考えていたが、公開されるや否や若者から高い評価を受けました。
高校2年に進級した芳山和子(原田知世)さんは、幼なじみの堀川吾朗(尾美としのり)君、深町一夫(高柳良一)君とともに土曜日の放課後理科教室の掃除の当番になっていました。芳山さんは無人のはずの実験室で物音がしたので、ひとり部屋に入り倒れたフラスコから漏れ出た白い煙を嗅いで意識を失ってしまいます。
堀川君と深町君に助けられ、意識を取り戻した芳山さんでしたが、実験室には異常はありませんでした。
でも、それ以来芳山さんは不思議な体験をします。
月曜日を二度も経験してしまったのです。
悩む芳山さんは深町君に相談するのですが・・・。
ラベンダーの香りが・・・。
アニメが作られたり、再映画化されたり、様々な作品に影響を与えた伝説の作品となりました。
それにしても、堀川吾朗君が不憫だなぁ😢
