新型コロナウィルス感染の状況は、相変わらず。
緊急事態宣言が出されて、様子見の2週間。渋谷や銀座からは人が消えたが、通勤状態は横ばい、週末には公園や河川敷、吉祥寺や地元商店街に人があふれ、越境して東京から人が押し寄せ江ノ島は大渋滞。
感染リスクということをわかっているのだろうか?
こんなことではゴールデンウィークはとんでもないことになるぞ😱
院内感染による医療崩壊がかなりヤバイ状況になっている。
鳴り物入りのマスク配布は、妊婦ように配布されたマスクが汚染されていた。たぶん倉庫の奥に放置されていた奴がどさくさ紛れで放出されたのだろう。
信用にかかわる杜撰さだ。
ますます誰も信じなくなるよ。
きのうは、勤務のない日。
出掛ける用事がありましたので、自転車で遠出。
景色は新緑、ツツジの季節だ。
久しぶりに焼き肉ランチ食べ放題、でもあまり肉に萌えるタイプではなく、ご飯ばかり食べてた。
お家が映画館、大林宣彦監督お疲れさまでした、ありがとうございました❗シリーズは14作目。
「その日のまえに」
2008年、窓際状態となりそれまでぎっしり埋まっていたスケジュール表が真っ白になった。
ひまになったてるてるさんが始めたこと、日記代わりにブログを始めたこと、いつの間にか空っぽになっていた「こころの引き出し」に財産を蓄えよう🙋それは、お散歩&日向ぼっこ、旅に出ること、そして映画館に行くことでした。
前年「転校生 さよならあなた」で久しぶりに映画館に行きましたが、この年の春から新宿武蔵野館を皮切りに暗黒時代の封印が解けました。
そんな年の「てるてる大賞」受賞作です。
重松清さんの原作は素晴らしいものでしたが、その7つのエピソードをすべて盛り込み、宮沢賢治を織り込み、ヒロインの名前まで変えてしまいました。
人は誰もが死ぬのだから、「その日」まで元気に生き抜いていきましょう❗
花火を送り火に、そして愛する人たちがつどってくる。
厚木拓郎君演じる駅長君が「出発進行❗」
なんかへんてこな、お化けみたいな、そして素晴らしい作品に出会いましたね☺️
この作品の本編とは別に特典DVDが付いていて、そこには2時間にわたる大林監督の語りが入っています。
映画作家と自認する大林監督ほど、映画を語る監督さんはいないのでは。
残念ながらお亡くなりになった大林宣彦監督にはたくさんの「語り」が遺されました。
この「語り」で、大林監督は映画というものについて語ります。それは今流行りの映画作りとはまるで異なる、嘘から出たまこと、夢や思いを映画にこめることだと話します。
原作の映画化は、小説を映画化するのではない、小説に表現された作者の思いを映像化するのだと語る大林監督は原作者と良好な関係を持っている。怒ったのは「ひょうたんつぎ」を映像化されちまった手塚治虫さんくらいなのでは?
そして、「その日のまえに」が映画化されるまでのエピソードが語られました。
最後の入院となるだろう峰岸徹さんの自宅に前日に撮影機材を持ち込み、最後の出演撮影を行い、「遺作」となったこと。
あり得ない映像を撮影し、最後にそのシーンを入れちゃった。妻である大林恭子プロデューサーが「わたしこのシーン観たい」と言ったから。
話しは尽きませんね😃
先日、「22才の別れ」の記事をブログに載せたら、その作品のヒロイン役の鈴木聖奈さんから「いいね」もらっちゃいました☺️