渋谷BUNKAMURAのオーチャードホールで、東京フィルハーモニー交響楽団の「渋谷の午後のコンサート」に行ってきました。
指揮とお話しは、前日の「休日の午後のコンサート」に引き続いて円光寺雅彦さん。
孫にぞっこんだそうです☺️
こちらもテーマは「愛の挨拶」
円光寺さんは、25歳で公募の東京フィル副指揮者第1号だそうで、その彼に採点した楽団員はこの日はひとりだけになっていました。
夫婦共演となるチェリストの山崎伸子さんは小学校5年の時、斎藤秀雄氏に才能を見出だされ、広島から単身上京したという天才少女。同じ大学で斎藤氏の門下生に。厳しかった斎藤氏は恋愛する暇があったら楽器を弾け❗という人でしたが、円光寺さんが大学2年、山崎さんが大学1年の時に亡くなられてしまいました。それを待って(というわけではないが)つきあいだしたふたりは、円光寺さんがウィーン、山崎さんがジュネーブに留学しても15時間かけて会ったりしたらしい。(もっとも、山崎さんはウィーンにはオペラとか聴きたいコンサートがあったから、と申しておりました😉)
それから10年ずるずるつき合っていましたが、周囲から責められ、片や有名なチェロソリスト、片や芽のでない副指揮者ながら結婚して35年だとか。
演目は、前日と少し変えています。
1. スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」より「序曲」
前日と同じ、元気な曲ですね🙋
2. エルガー: 「愛の挨拶」
チェリストの山崎伸子さんが登場、前日アンコールで演奏したチェロアレンジの素敵な曲でしたね☺️
3. チャイコフスキー: 「ロココの主題による変奏曲」
山崎伸子さんが引き続いて演奏しました。
アンコールとして、昨日同様この曲を弾きました。
カザルス: 「鳥の歌」
4. クロード・フランソワ: 「マイ・ウェイ」
ポール・アンカが英語の歌詞をつけ、フランク・シナトラが歌った名曲をオーケストラバージョンで。
ソロパートをチェロ、オーボエ、トランペット、ヴァイオリンと繋ぎました☺️
5. ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」
日本では、「運命」と第九、「新世界」で楽団員は生きていけると、円光寺さんが語っており、100回以上振っているそうな。
ラストのくどいような終わり方、もう慣れましたとか。
「運命」では、第3楽章から第4楽章への繋ぎの盛り上がりがたまりませんね😁
アンコールでは、オーケストラバージョンでもう一度。
エルガー: 「愛の挨拶」
素敵なひとときでした☺️
